結局、実質国有化されても、川俣会長が下河辺会長に替っても、東電の体質は何一つ変わらない。
この夏も、原発の電気に頼らなくても電力不足は起きず、何の問題も起きない。
それでも、東電の経営を考えれば柏崎刈羽再稼働が必要だ?使用済み核燃料の処理、廃炉の費用を考えれば、経営的に考えても、原発に頼る選択肢はない。
原発の電気が、結果的に桁違いに高いのは既に明らかになっている。
再び事故を起こせば、国民にも東電にも、天文学的損害を与えることになる。
リスクを冷静に判断できる経営者なら、原発という選択は有り得ない。
東京新聞より
【東京電力の下河辺和彦会長は二十八日午前に行った就任会見で、柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働について、「総合特別事業計画に盛り込んだ新生東電の根幹のひとつ。(再稼働できなければ)極めて悪い方向でのインパクトがある」と必要性を強調した。
政府が五月に認定した東電の再建策である総合特別事業計画は、柏崎刈羽原発を来年四月から順次稼働させることを前提としている。
東電が経済産業省に申請中の家庭向け電気料金の値上げでも、再稼働を織り込んで値上げ幅が決められている。さらに下河辺会長は「五年や十年の時間軸で、原発に頼らない東電は、電気の安定供給の面からいってもあまり考えられない」と述べ、原発に頼らない経営に否定的な考えを示した。
一方、会見に同席した広瀬直己社長は柏崎刈羽の再稼働について、「福島の事故の検証をし、柏崎でどういう対策を取るかの説明をしっかりしていく」と述べ、再稼働に慎重な新潟県の泉田裕彦知事ら、立地自治体の理解が大前提になるとの考えを示した。
また、東電が官民一体で進める原発の輸出事業について広瀬社長は、「福島第一原発事故の対応で人員などの制約があるが、可能な範囲で引き続き協力する」と述べ、海外での原発運転や保守点検などの分野で事業に参加していくとした。】
この夏も、原発の電気に頼らなくても電力不足は起きず、何の問題も起きない。
それでも、東電の経営を考えれば柏崎刈羽再稼働が必要だ?使用済み核燃料の処理、廃炉の費用を考えれば、経営的に考えても、原発に頼る選択肢はない。
原発の電気が、結果的に桁違いに高いのは既に明らかになっている。
再び事故を起こせば、国民にも東電にも、天文学的損害を与えることになる。
リスクを冷静に判断できる経営者なら、原発という選択は有り得ない。
東京新聞より
【東京電力の下河辺和彦会長は二十八日午前に行った就任会見で、柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働について、「総合特別事業計画に盛り込んだ新生東電の根幹のひとつ。(再稼働できなければ)極めて悪い方向でのインパクトがある」と必要性を強調した。
政府が五月に認定した東電の再建策である総合特別事業計画は、柏崎刈羽原発を来年四月から順次稼働させることを前提としている。
東電が経済産業省に申請中の家庭向け電気料金の値上げでも、再稼働を織り込んで値上げ幅が決められている。さらに下河辺会長は「五年や十年の時間軸で、原発に頼らない東電は、電気の安定供給の面からいってもあまり考えられない」と述べ、原発に頼らない経営に否定的な考えを示した。
一方、会見に同席した広瀬直己社長は柏崎刈羽の再稼働について、「福島の事故の検証をし、柏崎でどういう対策を取るかの説明をしっかりしていく」と述べ、再稼働に慎重な新潟県の泉田裕彦知事ら、立地自治体の理解が大前提になるとの考えを示した。
また、東電が官民一体で進める原発の輸出事業について広瀬社長は、「福島第一原発事故の対応で人員などの制約があるが、可能な範囲で引き続き協力する」と述べ、海外での原発運転や保守点検などの分野で事業に参加していくとした。】