関電の八木誠社長に拠れば、「長期間停止している大飯3、4号機は、再稼働の作業を始めてからフル出力まで1基につき約3週間かかり、2基ともにフル出力になるのは約6週間後」だそうで、実際には、2基平行して作業を進めれば、半分の3週間でもフル稼働できるようだ。
ただ、フル稼働まで3週間と言うより6週間と言った方がより切迫感が出て、関西広域連合などを脅すには
都合が良いから、6週間と下駄を履かせたまでだろう。
福井新聞より
大飯原発「フル稼働間に合わぬ」 関電社長会見で見通し示す
【関西電力の八木誠社長は28日、大阪市の本店で定例記者会見をした。大飯原発3、4号機の再稼働には配管の点検や水質調整などで約6週間かかるため、節電要請期間が始まる7月2日までに2基ともがフル出力で稼働するのは困難との見通しを示した。
長期間停止している大飯3、4号機は、再稼働の作業を始めてからフル出力まで1基につき約3週間かかり、2基ともにフル出力になるのは約6週間後。八木社長は「きょう直ちに再稼働できても節電要請期間には2基のフル出力は間に合わない」と説明した。
電力需給が最も厳しい7月後半に間に合うかどうかについては「再稼働に向けた福井県の了解、国の判断がいつ出るかによる。今は読めない。時間がずるずるたっている」と述べ、国に早期の再稼働判断を求めた。
西川一誠福井県知事が24日の記者会見で「関西の同意を待っているわけではない。政府が確たる姿勢を示すことで解決できる」と述べたことに関しては「原子力の位置付けを国としてきちっと明確にしてほしいということと理解している。国の判断をお願いしたい」とした。
15%以上の節電要請について「最大限、目標を達成していただくようお願いしたい」と協力を求める一方、「昨年以上の節電の取り組みは厳しいとの声がたくさんあり、達成は相当厳しい」との認識も示した。
今夏の電力不足が深刻化した場合に実施する計画停電に関しては、具体案を国と調整中で、6月中旬に詳細な内容を公表するとした。
【ワードファイル・計画停電】
電力会社が対象地域と実施期間を決めて、意図的に電力供給を停止する措置。電力需要が電力会社の供給能力を上回り、大規模な停電の発生が予想される場合、予告した上で実施する。輪番停電とも呼ばれる。電気事業連合会によると、日本では戦後の混乱期に実施されたことがあるほか、福島第1原発事故の影響により東京電力は、昨年3月14日から同28日まで断続的に行った。東日本大震災の被害がなかった工場まで広範囲にわたり生産が止まるなど、経済に大きな影響が出た。】
ただ、フル稼働まで3週間と言うより6週間と言った方がより切迫感が出て、関西広域連合などを脅すには
都合が良いから、6週間と下駄を履かせたまでだろう。
福井新聞より
大飯原発「フル稼働間に合わぬ」 関電社長会見で見通し示す
【関西電力の八木誠社長は28日、大阪市の本店で定例記者会見をした。大飯原発3、4号機の再稼働には配管の点検や水質調整などで約6週間かかるため、節電要請期間が始まる7月2日までに2基ともがフル出力で稼働するのは困難との見通しを示した。
長期間停止している大飯3、4号機は、再稼働の作業を始めてからフル出力まで1基につき約3週間かかり、2基ともにフル出力になるのは約6週間後。八木社長は「きょう直ちに再稼働できても節電要請期間には2基のフル出力は間に合わない」と説明した。
電力需給が最も厳しい7月後半に間に合うかどうかについては「再稼働に向けた福井県の了解、国の判断がいつ出るかによる。今は読めない。時間がずるずるたっている」と述べ、国に早期の再稼働判断を求めた。
西川一誠福井県知事が24日の記者会見で「関西の同意を待っているわけではない。政府が確たる姿勢を示すことで解決できる」と述べたことに関しては「原子力の位置付けを国としてきちっと明確にしてほしいということと理解している。国の判断をお願いしたい」とした。
15%以上の節電要請について「最大限、目標を達成していただくようお願いしたい」と協力を求める一方、「昨年以上の節電の取り組みは厳しいとの声がたくさんあり、達成は相当厳しい」との認識も示した。
今夏の電力不足が深刻化した場合に実施する計画停電に関しては、具体案を国と調整中で、6月中旬に詳細な内容を公表するとした。
【ワードファイル・計画停電】
電力会社が対象地域と実施期間を決めて、意図的に電力供給を停止する措置。電力需要が電力会社の供給能力を上回り、大規模な停電の発生が予想される場合、予告した上で実施する。輪番停電とも呼ばれる。電気事業連合会によると、日本では戦後の混乱期に実施されたことがあるほか、福島第1原発事故の影響により東京電力は、昨年3月14日から同28日まで断続的に行った。東日本大震災の被害がなかった工場まで広範囲にわたり生産が止まるなど、経済に大きな影響が出た。】