漁師の方にまったく責任はありませんが、
今も福島原発の原子炉からは冷却用の高濃度汚染水が駄々漏れ、海に流出したのか?地下水脈に流れ込んだのか?行方不明の状態です。

 試験的とはいえ、漁の再開の選択など有り得ない。
そんなことは、漁業者にも、消費者にも何の利益も生みません。

 漁に出られない不利益は、東電が補償すべきもの、生活の為に消費者に被曝のリスクを負わせることは正しくない。

 NHKニュースより
【原発事故の影響で自粛が続いている福島県の沿岸部の漁について、この3か月、放射性物質が検出されていない3種類の魚介類に限って、相馬双葉漁協が来月から試験的に再開することが29日開かれた漁協の会議で了承されました。原発事故のあと、福島県の沿岸部で漁が再開されるのは初めてです。

 福島県の沿岸部では、原発事故のあと、一部の魚介類から国の基準を超える放射性物質が検出され、すべての漁が自粛されていますが、その再開について話し合う県内の漁協の会議が、29日、福島市で開かれました。
 
 その結果、相馬双葉漁協がミズダコとヤナギダコ、シライトマキバイという貝の3種類に限定して相馬市沖合で試験的に漁を再開することが了承されました。

 この3種類については、過去3か月の調査で放射性物質が検出されていませんが、さらに放射性物質の調査を重ね流通方法などを確認したうえで、来月12日以後、漁を再開し、地元のスーパーなどで販売するということです。

 原発事故のあと、福島県の沿岸部の漁が再開されるのは初めてです。
一方、漁協関係者からは、福島県で獲った魚介類について、放射性物質が検出されなくても消費者から受け入れられないのではという不安の声もあり、相馬双葉漁協では、今後、放射性物質の検査を独自に行う施設も設けて安全性をPRしたいとしています。】