静岡・島田市の試験溶融で、飛灰の放射能濃度64ベクレル「一般ゴミと変わらず安心」との読売新聞の記事と、「島田市試験焼却後に放射能濃度上昇」という東京新聞の記事、どちらを信じればいいのか?

 仮に、読売新聞の記事の内容が何かの間違いで、放射能被害が出たら?取り返しが付かない。
誰が責任を取ってくれるのか? 責任を取ってくれたところで、元には戻せないが。

 産経ニュースより
【 宮城県石巻市の震災がれきの受け入れを検討している北九州市が23日にも試験焼却を行う方針を固めたことに対し、市民からは16日、不安の声が上がる一方、市の判断に理解を示す人もいた。

 同市戸畑区の主婦で、16日の住民監査請求にも加わった安永節子さん(52)は「焼却場の近くには卸売市場や漁協がある。放射性物質が漏れたら、北九州の鮮魚や青果が一度に汚染され、全国に安全な食べ物を届けられなくなるので不安です」と訴えた。

 北九州市内でまちづくり団体の役員を務める男性(62)は「被災地はみんな困っているので、できることはやるべきだと思う」と理解を示す。乳幼児と一緒に関東地方から北九州市に避難している女性は「もし何かあっても、子供たちは逃げられない。吸う空気は選べないので、市民の不安な声に耳を傾けてほしい」と話した。】

    
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 しかも、被災地のためと、環境省が広域処理を想定した震災瓦礫の量が、何ら根拠のない数字だった可能性すらあるのだから、市民にロシアンルーレットのような危険な賭けを強いる正当性も無いのでは?

参考記事 がれき広域処理要請100万トン、当初より244万トン圧縮
【東日本大震災で発生した宮城県内のがれきのうち、県が被災地以外の自治体に処理要請する広域処理量が、当初見込んだ344万トンから100万トン程度に圧縮される見通しとなったことが18日、分かった。

 県全体の発生量(約1800万トン)のうち、県が被災12市町から処理を受託する1100万トンも約4割減少する見込み。】 一部抜粋