役所広司・都知事らが、”原発とは何か?”を私たちに教えてくれます。
もし、こんな都知事が実在していなたら、福島原発事故は起きなかったかも知れない。
映画「東京原発」予告編
映画「東京原発」ハイライト
「東京原発」ハイライトシーン
演劇「東京原発」
<ぱんぴーのぼやき>様より
【非常に面白い映画を見つけました。
「東京原発」です。
都知事が東京に原発を誘致すると言い出すことから始まるこの映画。
今の福島原発の事故を予言していたような内容です。
主演の役所広司を筆頭に、段田安則、田山涼成、岸部一徳などなかなか豪華な出演者が揃います。
しかしこの映画が全く一般に知られなかったのは、今となっては周知となった原発利権者の圧力があったからでしょう。
印象的なセリフに次のものがありました。
「原発を支持する人間は都会に多いのに、何で環境破壊する地方にばかり原発を建てるんだ?」
「何で東京だけが駄目なんだ?新潟や福岡の原発には賛成してるくせに。」
「国の政策を傍観してるってのは、賛成してるのと同じ事だ。」
「5000人の村でも1千万以上の大都市でも、そこに住んでる住民ひとりひとりにとって、背負う命のリスクは同じだろうと言っているんだ。」
「日本で一番電気を浪費してその恩恵を授かっている東京都民が、そのリスクを負わずに原発をよその土地に押し付けといていいのか?」
「こんなことで、世界一無関心な東京都民が動くと思うか?」
「人間は過去の事はすぐ忘れる。終わった事には関心が無い。」今の日本の状況、グサッとくるよね】
「東京原発」を観よう togetterより
【映画「東京原発」2004年の作品で、役所広司をはじめそうそうたる豪華キャストなのに、なぜかヒットしなかった。いやさせなかったのではないかとさえ思える作品です。
福島原発事故以降にやっと明らかになったことが、この映画ではどんどん語られる。それも、現在進行形。まるで、福島原発を受けてつくったように。
あの時、耐震性の問題や、津波は大丈夫かと、この映画の数字は正しいのかという議論さえもなぜ起こらなかったのか、起こさないようにしたのか、
映画のなかでロシアが「日本はロシアよりも情報公開ができていない」と批判されているとの報道が出てくる。まさにそのとおりなんですね。】
早トチリ感想文BOOKSさまより
【東京都知事が都内に原発を作ると言い出した。関係局長らを集めての会議では議論百出。無条件に知事に付く者、「原発=怖い」という先入観だけで反対する者、知事の真意を推し量ろうとする者。
まさに「会議は踊る」である。その頃、プルトニウムを密かに福井県の原発に搬入されようとしていた。国家機密であるはずの作戦が反対派に察知され、敵の裏をかくつもりでお台場に陸揚げされ、陸路福井まで運搬することとなる。そのトレーラーに「ネットおたく」の中学生が爆弾とともに乗り込み、東京都知事を恐喝し出した。
2004年の2月に公開された映画のノベライズで、筆者の山川氏はその監督だという。映画監督が本業とは思えない筆致で、読者の興味を逸らすことなくエンディングまで引っ張ってくれた。作家としても充分やっていける力量である。
物語自体はドタバタ喜劇になっているが、問題の本質を見事に突いて笑い飛ばしている。原発を1基につき年間1600億円の交付金が得られるらしい。財政赤字に苦しむ東京都がこの金欲しさに原発をおっ建てると言い出してもおかしくない。
もっとある。原発は石油などの化石燃料の枯渇後のエネルギーとして注目されているのだが、原発のあらゆる部分に石油が使われており、どのみち石油がなくなれば現代文明は滅びるのだ。しかも、原発は需要に応じたキメ細かい運転ができず、需要があろうがなかろうがフル稼働するしかないという。
だから、原発以外の電源の方で調節するしかなく、ために常に40%が原子力発電となってしまうらしい。火力や水力だけでも十分東京の電力を賄えるらしいのだ。こうなれば、誰が何のために原発などを建てたのかわからなくなってくる。】
もし、こんな都知事が実在していなたら、福島原発事故は起きなかったかも知れない。
映画「東京原発」予告編
映画「東京原発」ハイライト
「東京原発」ハイライトシーン
演劇「東京原発」
<ぱんぴーのぼやき>様より
【非常に面白い映画を見つけました。
「東京原発」です。
都知事が東京に原発を誘致すると言い出すことから始まるこの映画。
今の福島原発の事故を予言していたような内容です。
主演の役所広司を筆頭に、段田安則、田山涼成、岸部一徳などなかなか豪華な出演者が揃います。
しかしこの映画が全く一般に知られなかったのは、今となっては周知となった原発利権者の圧力があったからでしょう。
印象的なセリフに次のものがありました。
「原発を支持する人間は都会に多いのに、何で環境破壊する地方にばかり原発を建てるんだ?」
「何で東京だけが駄目なんだ?新潟や福岡の原発には賛成してるくせに。」
「国の政策を傍観してるってのは、賛成してるのと同じ事だ。」
「5000人の村でも1千万以上の大都市でも、そこに住んでる住民ひとりひとりにとって、背負う命のリスクは同じだろうと言っているんだ。」
「日本で一番電気を浪費してその恩恵を授かっている東京都民が、そのリスクを負わずに原発をよその土地に押し付けといていいのか?」
「こんなことで、世界一無関心な東京都民が動くと思うか?」
「人間は過去の事はすぐ忘れる。終わった事には関心が無い。」今の日本の状況、グサッとくるよね】
「東京原発」を観よう togetterより
【映画「東京原発」2004年の作品で、役所広司をはじめそうそうたる豪華キャストなのに、なぜかヒットしなかった。いやさせなかったのではないかとさえ思える作品です。
福島原発事故以降にやっと明らかになったことが、この映画ではどんどん語られる。それも、現在進行形。まるで、福島原発を受けてつくったように。
あの時、耐震性の問題や、津波は大丈夫かと、この映画の数字は正しいのかという議論さえもなぜ起こらなかったのか、起こさないようにしたのか、
映画のなかでロシアが「日本はロシアよりも情報公開ができていない」と批判されているとの報道が出てくる。まさにそのとおりなんですね。】
早トチリ感想文BOOKSさまより
【東京都知事が都内に原発を作ると言い出した。関係局長らを集めての会議では議論百出。無条件に知事に付く者、「原発=怖い」という先入観だけで反対する者、知事の真意を推し量ろうとする者。
まさに「会議は踊る」である。その頃、プルトニウムを密かに福井県の原発に搬入されようとしていた。国家機密であるはずの作戦が反対派に察知され、敵の裏をかくつもりでお台場に陸揚げされ、陸路福井まで運搬することとなる。そのトレーラーに「ネットおたく」の中学生が爆弾とともに乗り込み、東京都知事を恐喝し出した。
2004年の2月に公開された映画のノベライズで、筆者の山川氏はその監督だという。映画監督が本業とは思えない筆致で、読者の興味を逸らすことなくエンディングまで引っ張ってくれた。作家としても充分やっていける力量である。
物語自体はドタバタ喜劇になっているが、問題の本質を見事に突いて笑い飛ばしている。原発を1基につき年間1600億円の交付金が得られるらしい。財政赤字に苦しむ東京都がこの金欲しさに原発をおっ建てると言い出してもおかしくない。
もっとある。原発は石油などの化石燃料の枯渇後のエネルギーとして注目されているのだが、原発のあらゆる部分に石油が使われており、どのみち石油がなくなれば現代文明は滅びるのだ。しかも、原発は需要に応じたキメ細かい運転ができず、需要があろうがなかろうがフル稼働するしかないという。
だから、原発以外の電源の方で調節するしかなく、ために常に40%が原子力発電となってしまうらしい。火力や水力だけでも十分東京の電力を賄えるらしいのだ。こうなれば、誰が何のために原発などを建てたのかわからなくなってくる。】