福島原発事故の十分な検証・反省もなく、新らしい安全基準もないまま、国民の安全を置き去りにして、
夏の電力不足を錦の御旗に、原発の再稼働を目論む民主党は、もはや自民党以下のクズ政党だ。

 電力不足と原発事故、どちらが良いか究極の選択? 電力不足?だって、果たして本当のことなのか?
隠している電気がまだあるのではないか? 枝野大臣だって”原発なしで夏を乗り切れる可能性は十分ある”と言っていた筈だが。

 これで、野田総理の言う”脱原発依存”がまったくの嘘っぱちで、民主党そのものが、国民の安全を省みない
バリバリの原発推進勢力であることがはっきりした。

 asahi.comより
【民主党は15日、定期点検で停止中の原発の再稼働を容認する方向で調整を始めた。夏場に電力不足になるとの予想に加え、イランからの原油調達の削減などでエネルギー不足への懸念が広がる中、夏前の再稼働をめざす野田内閣を後押しする狙いがある。

 党エネルギープロジェクトチーム(PT)は3月をめどに、ストレステスト(耐性評価)の厳格化や地元同意などを条件として、「原発再稼働なしには今夏、電力不足に陥る可能性がある」との趣旨の報告書をまとめる方針。前原誠司政調会長ら党幹部は再稼働を唱えており、政府が夏までに策定するエネルギー基本計画への反映を目指す。

 PTは15日の会合で、原子力安全・保安院が関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)のストレステストを「妥当」とした審査書について協議。経団連など経済3団体幹部から、夏場の電力不足や原油高騰への懸念から原発の再稼働を強く要請された。】

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