東電は当初、4号機原子炉からの冷却水漏れが6リットルと言っていたのが、実は8・5トン!
漏れた汚染水の量を少なく見せるために嘘をついたのか?それとも、ただの勘違いか?

 29日にも、4号機燃料プールの冷却システムで、配管から約40リットルの汚染水が漏れ、冷却が2時間停止したそうだが、たった40リットルの水漏れだったのか?

 今回も、外部への流出はないとする言うが、8・5トンを6リットルと虚偽申告?する、東電の言う事など信用
できるだろうか?

 もう一つ気に掛かったのが、定期検査中で稼動していなかった筈の「4号機原子炉から冷却水が漏れた・・」と云う点。

 稼動していなかった筈の、4号機原子炉を冷却する必要はないし、1リットル当り3万5500ベクレルの高濃度と云う点にも疑問が残る。 

 47ニュースより
【福島第1原発4号機の原子炉から冷却水が漏れたトラブルで、東京電力は1日、水漏れは機器の配管が抜けたのが原因で、漏れた量は8・5トンだったと発表した。東電は当初6リットルと発表していた。

 冷却水の流量を計測する機器の配管1本が接続部から抜けていた。東電は水が凍結して膨張し、内部から力がかかって抜けた可能性があるとみており、ほかの号機も調べる。1月30日午後5時ごろから漏れ始めたとみられる。

 正しい水量は燃料プールの脇に設置されているタンク水位の低下量から推定した。漏れた水は原子炉建屋地下の汚染水に流れ込んだため、外部への流出はないと東電は説明している。】

 はてなダイアリー様より
【NHKなどの報道によれば、2012年1月31日の午前中、福島原発4号機から8.5トンの汚染水が漏出したことがわかった、ということです。

4号機の原子炉につながる配管が接続部分で外れ、原子炉内の水が建物の中に流出。漏れた水の量はおよそ8.5トン。

漏れた水の放射性物質の濃度は、1立方センチメートル当たり35.5ベクレル(朝日新聞の報道によれば、
1リットルあたり3万5500ベクレル)。原子炉の水とみられています。

この高濃度汚染水は、原子炉がある建物の地下1階にたまり、建物の外には漏れていない、とされています。

(ソース)
NHK(4号機 原子炉内の水が漏れる)
朝日新聞(4号機建屋内で汚染水8.5トン漏れる 福島第一)

なお、事故の際、4号機の原子炉には燃料棒が入っていないとされていました。にもかかわらず、高濃度汚染水が見つかったことへの疑問の声があがっています。

福島原発4号機もメルトダウン済。1年以内に危機的状況に?

朝日の記事には、「漏れ出た水が、4号機建屋内の高濃度汚染水に混じったのではないか」という趣旨のことが書かれています。】

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