asahi.comより
【静岡市は16日、東京電力福島第一原発事故で出た放射能汚染水を一時保管しているメガフロート(大型浮体式構造物)を、東電に5億932万8千円で譲渡すると発表した。すでに仮契約を済ませており、市議会2月定例会の議決を経て本契約する。

 メガフロートは長さ136メートル、幅46メートル、高さ3メートルの鋼鉄製。内部に九つの空洞があり、容量約1万8千トン。静岡市が2003年に購入し、清水港で「海づり公園」として活用。原発事故後に東電に無償貸与していた。

 譲渡額は、購入費と公園の建設・整備費を合わせたものと同額。市は今後、清水港での代替施設の建設を検討するという。】
 
 放射能汚染水を一時保管するために曳航したメガフロート、結局間に合わずに、大量の放射能汚染水を海に垂れ流す事になったが、いまも、一時保管用のタンク代わりに使われているのだろか?

 一度放射能を浴びたメガフロートは、放射能汚染水のタンク以外の使い道はないだろうから、東電が静岡市から買い取るのは当たり前で、むしろ今まで無償で使用してきたのは東電のずうずうしさの現れだろう。

 あの時も、東電や政府に、放射能汚染水を絶対に海に流さないという、真剣さは全く感じられなかったが、それは今も全く同じで、東電はもうすぐ保管場所がなくなれば、汚染水を海に流すのは致し方ないと嘯いている。

 今の政府には、東電を咎め指導する?力は全く無いようだ、情けない事に、むしろ東電に支配されているのは、民主党政権の方らしい。

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