河北新報より
【宮城県栗原市は1日、学校給食の放射性物資の濃度の常時検査を始めた。個別食材の事前検査のほか、
調理後に料理1食分も調べる。
調理後の検査は白河市が9月から月1回行い、埼玉県蕨市が今月上旬から毎日行う予定だが、
本格的な実施例は全国でもほとんどない。
混合物検査は給食1食が含む全放射性物質の実数値を公表することで、保護者の理解と安心を高める狙いがある。国の規制値がないため、あくまで参考データだが、今後の国の規制値見直し作業にも寄与したい考えだ。
ドイツ製測定装置を同市志波姫の南部学校給食センターに常備。放射性ヨウ素と同セシウムを調べ、
国の暫定規制値を超えた場合、その食材を使わない。検出限界は1キログラム当たり10ベクレルに設定した。
検査は平日毎日実施。調理施設が給食センターを含め小中学校、幼稚園・保育所で計24カ所
(7993食)もあり献立も異なるため、各施設の給食が検査されるのは2週間に1回となる。
結果は隔週で市のホームページ等で公表する。
各施設で野菜や肉、魚など頻度や使用量の多い生鮮食材2品を選び調理前日に検査。
調理後の料理は混ぜ合わせた上で配食日の午後に検査する。
1日は築館地区の2保育所が作った油麩(あぶらふ)の卵とじ、チキンのトマト煮を主菜とした献立2検体、
2日に使う県産キュウリなど4検体を調べ、全て不検出だった。】
関連記事 放射能から子供たちを救え*住民の意思で、福島県の学校給食が変わった。
こういった取り組みをしていただけると、お母さんたちの給食への不信感も減ってくるだろう。
ただ、何ベクレル以上なら廃棄するのか?その後の措置をどうするのかも含めて、報じていただきたかった。
【宮城県栗原市は1日、学校給食の放射性物資の濃度の常時検査を始めた。個別食材の事前検査のほか、
調理後に料理1食分も調べる。
調理後の検査は白河市が9月から月1回行い、埼玉県蕨市が今月上旬から毎日行う予定だが、
本格的な実施例は全国でもほとんどない。
混合物検査は給食1食が含む全放射性物質の実数値を公表することで、保護者の理解と安心を高める狙いがある。国の規制値がないため、あくまで参考データだが、今後の国の規制値見直し作業にも寄与したい考えだ。
ドイツ製測定装置を同市志波姫の南部学校給食センターに常備。放射性ヨウ素と同セシウムを調べ、
国の暫定規制値を超えた場合、その食材を使わない。検出限界は1キログラム当たり10ベクレルに設定した。
検査は平日毎日実施。調理施設が給食センターを含め小中学校、幼稚園・保育所で計24カ所
(7993食)もあり献立も異なるため、各施設の給食が検査されるのは2週間に1回となる。
結果は隔週で市のホームページ等で公表する。
各施設で野菜や肉、魚など頻度や使用量の多い生鮮食材2品を選び調理前日に検査。
調理後の料理は混ぜ合わせた上で配食日の午後に検査する。
1日は築館地区の2保育所が作った油麩(あぶらふ)の卵とじ、チキンのトマト煮を主菜とした献立2検体、
2日に使う県産キュウリなど4検体を調べ、全て不検出だった。】
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ただ、何ベクレル以上なら廃棄するのか?その後の措置をどうするのかも含めて、報じていただきたかった。