47ニュースより
【 人為的ミスによるトラブルで停止した玄海原発(佐賀県玄海町)4号機の再稼働をめぐり、玄海町の岸本英雄町長は1日、九州電力の山元春義副社長から状況説明を受けた後、記者団に「(説明で)一定の納得はした」と述べ、事実上、再稼働を了解した。山元副社長は会談後「一両日中に起動し、早ければ今週中に(通常運転に)復帰する」と述べた。
東京電力福島第1原発事故以降、トラブルで停止した原発として初めて再稼働する見通しになった。】
西日本新聞より
『「県民の気持ち無視か」 玄海原発再稼働に怒りや不信の声』
【 人為的ミスによるトラブルで自動停止した玄海原発4号機(玄海町)について、九州電力が地元の意向を確認することなく再稼働方針を打ち出した31日、県内からは「県民の気持ちを無視するのか」と怒りや不信の声が上がった。
特別委員会で2、3号機の再稼働問題を審議中の県議会。徳光清孝県議(社民)は「やらせ問題で九電の信頼性が損なわれた中、地元を無視した再稼働は許されない」と憤慨。脱原発団体「玄海原発プルサーマル裁判の会」の石丸初美代表(60)は「1カ月先には定期検査に入る4号機を動かすのは金もうけとしか思えない。県民を危険に陥れないでほしい」と批判した。
一方、ある自民県議は「4号機は震災後も通常運転していた。国が対策を妥当と認めれば再稼働するなとは言えない」と理解を示した。】
10月22日付毎日JPより
『佐賀・玄海町長:実弟の建設会社、発電体験施設も落札』
【九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町が発注した次世代エネルギーパーク(仮称)の建設工事を、同町の岸本英雄町長の実弟が経営する建設会社「岸本組」(本社・同県唐津市)が落札したことがわかった。工事は同原発のプルサーマル発電受け入れに伴う県核燃料サイクル補助金を活用した事業で、総合評価簡易型の条件付き一般競争入札で実施された。
岸本組については既に九電発注の原発関連工事や原発関連交付金による町発注の工事を多数受注していたことが指摘されている。
エネルギーパークは太陽光発電や水素燃料について学べる体験型の施設。10年5月の町の発表では、敷地面積は約3万3500平方メートルでバーベキュー広場やふれあい農園、水素燃料で走るカートなども備え、総事業費は14億7000万円を予定していた。入札募集の公告によると、今回入札があったのはパーク内の鉄筋コンクリート製施設(延べ2600平方メートル)の建設工事で、工期は11月初旬から来年12月下旬までとしている。
総合評価簡易型の条件付き一般競争入札は、価格のほかに工事実績や地域内での実績など8項目を点数化し、さらにヒアリングの評価も加えて落札業者を決めるもので、19日に実施した。応札した2社のうち岸本組が落札した。
岸本町長は「他の入札と同じように法に基づいて実施しており、おかしなところはない」と話している】
Asahi.comより
『玄海町長の弟の建設会社、九電から54億円受注』
【九州電力玄海原子力発電所がある佐賀県玄海町の岸本英雄町長の実弟が社長を務める建設会社「岸本組」(本社・同県唐津市)が、1994~2009年度(決算期は5月~翌年4月)の16年間に九電から少なくとも約54億円分の工事を受注していたことが分かった。玄海原発2、3号機の運転再開問題で、九電は玄海町長の同意を再開への条件の一つとしていた。
佐賀県に提出された岸本組の工事経歴書によると、16年間に玄海原発内の建設や修繕で約54億円分の工事を九電から受注。同じ期間に、電源立地地域対策交付金や県核燃料サイクル補助金など電源三法交付金を利用した町発注工事も約23億7千万円分受注している。
09年度の岸本組の売り上げは約41億5千万円。うち約1億6230万円(3.9%)が九電発注、約4億4990万円(10.8%)が同交付金を使った町発注の工事だった。
岸本町長は岸本組の専務から県議を経て2006年8月に町長就任。以降、岸本組の年間売上高は20億~50億円台を推移している。
岸本町長の資産報告書によると、町長は岸本組の7520株を保有し、09年度の保有割合は12.5%で第3位の株主。町長によると、町長就任以降、計約1千万円の株の売却益を得たという。
岸本町長は取材に「九電からの受注額も、町からの受注額も町長就任以降、増えていない。やましいところは全くない。岸本組の株は今、無配当だ」と語った。】
福島原発事故を起こした一方の張本人・保安院が安全を確認し、こんな九電ファミリーの一員のような、
玄海町・岸本町長が了承したからと言って、九電玄海4号機の再稼動が許されていいのか?
12月の定期検査前に滑り込みで稼動させようとするのは、再稼動したという実績が欲しいだけだろう。
NHKなども、まるで確定された事実のように淡々と伝え、批判する姿勢がまったく見えないのは
どういう訳だろうか?彼らもお仲間ということだろうか?
【 人為的ミスによるトラブルで停止した玄海原発(佐賀県玄海町)4号機の再稼働をめぐり、玄海町の岸本英雄町長は1日、九州電力の山元春義副社長から状況説明を受けた後、記者団に「(説明で)一定の納得はした」と述べ、事実上、再稼働を了解した。山元副社長は会談後「一両日中に起動し、早ければ今週中に(通常運転に)復帰する」と述べた。
東京電力福島第1原発事故以降、トラブルで停止した原発として初めて再稼働する見通しになった。】
西日本新聞より
『「県民の気持ち無視か」 玄海原発再稼働に怒りや不信の声』
【 人為的ミスによるトラブルで自動停止した玄海原発4号機(玄海町)について、九州電力が地元の意向を確認することなく再稼働方針を打ち出した31日、県内からは「県民の気持ちを無視するのか」と怒りや不信の声が上がった。
特別委員会で2、3号機の再稼働問題を審議中の県議会。徳光清孝県議(社民)は「やらせ問題で九電の信頼性が損なわれた中、地元を無視した再稼働は許されない」と憤慨。脱原発団体「玄海原発プルサーマル裁判の会」の石丸初美代表(60)は「1カ月先には定期検査に入る4号機を動かすのは金もうけとしか思えない。県民を危険に陥れないでほしい」と批判した。
一方、ある自民県議は「4号機は震災後も通常運転していた。国が対策を妥当と認めれば再稼働するなとは言えない」と理解を示した。】
10月22日付毎日JPより
『佐賀・玄海町長:実弟の建設会社、発電体験施設も落札』
【九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町が発注した次世代エネルギーパーク(仮称)の建設工事を、同町の岸本英雄町長の実弟が経営する建設会社「岸本組」(本社・同県唐津市)が落札したことがわかった。工事は同原発のプルサーマル発電受け入れに伴う県核燃料サイクル補助金を活用した事業で、総合評価簡易型の条件付き一般競争入札で実施された。
岸本組については既に九電発注の原発関連工事や原発関連交付金による町発注の工事を多数受注していたことが指摘されている。
エネルギーパークは太陽光発電や水素燃料について学べる体験型の施設。10年5月の町の発表では、敷地面積は約3万3500平方メートルでバーベキュー広場やふれあい農園、水素燃料で走るカートなども備え、総事業費は14億7000万円を予定していた。入札募集の公告によると、今回入札があったのはパーク内の鉄筋コンクリート製施設(延べ2600平方メートル)の建設工事で、工期は11月初旬から来年12月下旬までとしている。
総合評価簡易型の条件付き一般競争入札は、価格のほかに工事実績や地域内での実績など8項目を点数化し、さらにヒアリングの評価も加えて落札業者を決めるもので、19日に実施した。応札した2社のうち岸本組が落札した。
岸本町長は「他の入札と同じように法に基づいて実施しており、おかしなところはない」と話している】
Asahi.comより
『玄海町長の弟の建設会社、九電から54億円受注』
【九州電力玄海原子力発電所がある佐賀県玄海町の岸本英雄町長の実弟が社長を務める建設会社「岸本組」(本社・同県唐津市)が、1994~2009年度(決算期は5月~翌年4月)の16年間に九電から少なくとも約54億円分の工事を受注していたことが分かった。玄海原発2、3号機の運転再開問題で、九電は玄海町長の同意を再開への条件の一つとしていた。
佐賀県に提出された岸本組の工事経歴書によると、16年間に玄海原発内の建設や修繕で約54億円分の工事を九電から受注。同じ期間に、電源立地地域対策交付金や県核燃料サイクル補助金など電源三法交付金を利用した町発注工事も約23億7千万円分受注している。
09年度の岸本組の売り上げは約41億5千万円。うち約1億6230万円(3.9%)が九電発注、約4億4990万円(10.8%)が同交付金を使った町発注の工事だった。
岸本町長は岸本組の専務から県議を経て2006年8月に町長就任。以降、岸本組の年間売上高は20億~50億円台を推移している。
岸本町長の資産報告書によると、町長は岸本組の7520株を保有し、09年度の保有割合は12.5%で第3位の株主。町長によると、町長就任以降、計約1千万円の株の売却益を得たという。
岸本町長は取材に「九電からの受注額も、町からの受注額も町長就任以降、増えていない。やましいところは全くない。岸本組の株は今、無配当だ」と語った。】
福島原発事故を起こした一方の張本人・保安院が安全を確認し、こんな九電ファミリーの一員のような、
玄海町・岸本町長が了承したからと言って、九電玄海4号機の再稼動が許されていいのか?
12月の定期検査前に滑り込みで稼動させようとするのは、再稼動したという実績が欲しいだけだろう。
NHKなども、まるで確定された事実のように淡々と伝え、批判する姿勢がまったく見えないのは
どういう訳だろうか?彼らもお仲間ということだろうか?