便宜的に、一部抜粋しましたが、できれば原文をお読みください。
なにも付け足すことがないくらいに、本質を衝いています。

 バンビの独り言さまより

 【たかだかお湯を沸かすだけの装置なのに原子力を使うから、多くの犠牲を出し、不安をまき散らす。
原発は原料となるウランを掘る時にもヒバク者を出し、労働している人もヒバクし、原発事故が起きれば大勢の人がヒバクします。
原発は人の命を必ず犠牲にして成り立っていると私は思いました。

次に地震が多い日本に54基の原発があることが安全なのか調べてみました。
「ガル」とは瞬間的な揺れの加速度で地震の大きさを表したものです。
原発が地震にたえられるレベルは370ガルまでで、浜岡原発は東海大地震が起こると想定して600ガルまで耐震性があるそうです。
しかし、阪神淡路大震災では820ガル、中越地震は1400ガル、そして今回の震災で被災した宮城県栗原市では2933ガルだったそうです。
この数字を見たとき、地震にたえられるレベルをはるかに越していて、今でも日本は爆弾をかかえているようなものなのに、なぜもっと増やそうとするのか疑問に思いました。

次に、原発の発電コストは本当に安いのかを調べてみました。
原発の1時間あたりの発電コストは、5.9円だから「電力の中で一番安い」と言われているけど、国立国会図書館に置いてある「原子力発電所設置許可申請書」という本の中に発電単価が載っていて、それを調べてみると「5.9円」ではなく「13.9円」で、最も高いと言われている「水力発電13.6円」を越しています。
更に、この13.9円の中には、核の再利用や核廃棄物の処分費は含まれていないそうです。
これを見て「どうしてウソの数値を公表するんだろう?」と思いました。

では今、電力は本当に足りていないのでしょうか?
上のグラフは中部電力が出したデータです。(※図2)
このグラフによると、原発が動いていない時も電力は十分足りるので、今止まっている浜岡原発は、もう動かさなくても大丈夫だということが分かりました。】 一部抜粋

 楽天socialnewsより
【中1が書いた作文「原発はいるか、いらないか」

調べている内容は、しっかり要点を押さえていて驚く。

「原発はどのようにして電気をつくっているのか」調べたとして、

≪たかだかお湯を沸かすだけの装置なのに原子力を使うから、多くの犠牲を出し、不安をまき散らす。≫

中学一年生にしたら、ニヒルな表現で、これまた驚いたが、原稿用紙の字が相応して安心したと同時に、多くの子供たちも、自分や家族、日本の将来に不安を持っているのだろうと思う。】

【「たかだかお湯を沸かすだけの装置」、その通りです。電力をいかにして確保するかという問題に過ぎません。他によりよい方法があるのですから、原発に依存する必要は無くなります。そのことは中 学1年生でも認識できると言うことです。
 by hiro550876 (19.93 13位)

 すごく共感できるし、勉強になる内容でした。
勘違いしてはいけないのはこの子がただすごいんじゃなくて、
問題意識が、この年齢層まで広がっていること。
いわゆる偉い人たちは、いいかげんそれを理解しなければならない。
 by クリーティア (11.50 122位)

 こんなに解りやすい数値の比較を
何故これまでにマスコミができなかったのでしょうか?
大人として、とても恥ずかしいです
 by くじたん (7.80 382位】