【中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)をめぐり、県内の住民や弁護士ら34人が中部電を相手に、運転終了と核燃料の安全な保管などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、静岡地裁であった。
中部電は請求の棄却を求め、全面的に争う姿勢を示した。
口頭弁論では、原告を代表して静岡県湖西市の三上元・市長が
口頭弁論では、原告を代表して静岡県湖西市の三上元・市長が
「福島の災害を見て、脱原発の運動をする決心をした。
万全の対策が取られており大丈夫とされてきたが、そうではなかった」
などと意見陳述した。
原告でもある鈴木敏弘弁護団長は、同原発の運転差し止めを求めた 別の訴訟で、2007年の同地裁判決が
原告でもある鈴木敏弘弁護団長は、同原発の運転差し止めを求めた 別の訴訟で、2007年の同地裁判決が
「複数同時故障を想定する必要はない」と請求を棄却したことを指摘。
福島第一原発事故は
「判決の間違いを証明した。同じ過ちを二度と繰り返してはならない」
と訴えた。】
同じ過ちを二度と繰り返してはならない。
広島や長崎で、核の廃絶を誓った日本人が、核の平和利用などという 絵空事に騙され、原発を受け入れた時に、福島の悲劇は始まっていた。
原発の安全が根拠のない神話だと気が付いた以上、経済を理由に
原発に頼ることはもう許されない。二度と同じ過ちを犯してはならない。
福島の人々を、そして、第二の福島の人々を犠牲にして、豊かさを享受することは、同じ日本人として、許される筈がない。
それでも、経済が、電気がと言うのなら、もうあなたには
日本人を名乗る資格がない。