asahi.comより
【関西電力高浜原発4基を抱える福井県高浜町の議会は26日の本会議で、
定期検査を終えた原発の再稼働や原発の堅持を国に求める意見書を採択した。町の財政や雇用を
原発に大きく依存し、町議にも関係者がいることが背景にあるが、地元から批判の声もあがる。

 福島第一原発の事故後、不信が高まり、検査で停止している原発が再稼働した例は全国的にない。
高浜原発も4基のうち2基が検査中だが、福井県は「安全対策が不十分」として現状での稼働を認めていない。

 高浜町は1号機が運転を始めた1974年以来、
電源三法交付金や固定資産税など原発関連の歳入が累計約1230億円にのぼる。
町議には現職の関電社員が1人いるほか、原発の業務を受注する会社の経営に関わる議員も複数いる。】

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 原発マネーの魔力から抜け出すのは、ある意味、麻薬中毒から抜け出そうとして、なかなか抜け出せず
苦しむ麻薬患者にように、容易なことではない。

 まして町議に、原発関連業者だけでなく、現職の関電社員さえいるという、異常な議会を抱える高浜町が、
自ら進んで原発マネーと手を切る決断を出来る筈がない。
 
 麻薬患者は、一人では麻薬から抜け出せない、彼らを救うには、周りの強力なサポートが必要となる。
そして、何より、経産省という売人?を摘発?し、電源三法という流通ルート?を絶たなければならない。

 原発マネーが無くなり、放って置けば財政破綻に至るだろう、麻薬の禁断症状?の治療も必要だ。

 本当に原発という厄介者は、原発マネー患者といい、核のゴミといい、何から何まで、始末に終えない、
希望の青い火ならぬ、日本を蝕む、とんだ疫病神だ。