産経ニュースより                                              ○○○○
【 東京電力は21日、福島第1原発3号機の原子炉圧力容器の下に位置し、制御棒137本の挿入状態を
知るための検出器を調べた結果、すべてが損傷などで正常に作動しなかったと発表した。
東電は、炉心溶融(メルトダウン)の高熱で電線が断線したりショートしたとみている。

 3号機の圧力容器の底には溶けた燃料がたまっているとみられる。東電は、炉心の状況を推定するため、
制御棒にそれぞれ設置された検出器が正常に作動するかを調査。電気を流したが、健全な反応を示した
検出器はなかった。

 東電の松本原子力・立地本部長代理は「圧力容器下部の損傷の程度は、はっきり分からない」と説明した。

 東電は当初、検出器の作動状況から、燃料損傷の度合いや原子炉下部の温度を推定できるとみていたが、検出器の損傷が予想以上に大きく、手掛かりは得られなかった。東電は燃料の損傷状態を調べる別の手法を検討する。

 1号機でも検出器を確認しているが、ほとんどの検出器が作動せず、損傷の程度は分からなかった。】

 原子炉の炉心が解けているのに、制御棒も検出器も、無事な訳がないではないか。
何を今更、こんなニュースを流すのか?東電の意図はまったく判らない。

 もしかすると、隠し通せなくなった、より悪いニュースの前振りか?

 ※追記 こんなツイートがありました。
 
 【ヘンだよね?】
東電、原子炉のデータを5月16日公表
 「1号機から3号機までいずれも地震直後にすべての制御棒が挿入され」
で、今日の報道  
 「制御棒137本の挿入状態を知るための検出器が総て損傷」       以上 twitterより 

 確かに矛盾していますね。 本当に地震直後にすべての制御棒が挿入されたのなら、
いまさら制御棒137本の挿入状態を知る必要はない筈ですね。
ということは、地震直後にすべての制御棒が挿入されたのはウソ??ただの希望的観測だった?