jiji.comより
 『推進、反対の2氏が届け出=原発予定地の山口・上関町長選』

【中国電力の上関原発の建設が予定されている山口県上関町の町長選が20日告示され、
3選を目指す現職の柏原重海氏(62)と新人で元町議の山戸貞夫氏(61)の無所属2人が立候補を届け出た。原発推進派の現職に、建設計画の中止を求める新人が挑む構図。25日に投開票される。

 東京電力福島第1原発事故後に行われる原発建設予定地の首長選だけに、結果が国の原子力政策に影響を与える可能性もある。

 同町では、1982年に当時の町長が「原発を誘致してもよい」と町議会で答弁して以降、
約30年間、建設推進派と反対派が対立。中国電力は2009年10月に埋め立て工事に着手したものの、
反対派の抵抗や福島原発事故の影響で、工事は中断したままとなっている。 
 
 82年以降8回の町長選では、いずれも推進派が当選した。】

 福島原発の惨状を見ても尚、原発マネーの為に故郷を売り渡すのか? それとも、
原発マネーと決別して、先祖から受け継いだ故郷を守るのか? 日本中が上関町民の選択を注目している。
 
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