楽天socialnewsより
【テレビとはなにか、公共性とはなにか、多くの人が疑問を持っているようです。
自分も、その一人ですが。

テレビは、原発報道も御用学者ばかりを重用し、風評被害という言葉を一人歩きさせている。もし、きちんとした報道がなされていれば、今とは違った展開になったと思えてならない。

フジの偏向報道も、自社の利益ばかりを追求し、公共性の視点に疑問が大変残る。

いままでのようなメディアが情報を与え、流行や考察を作り上げる方法は、
現在のネット社会では通用しない。
市民の意識と乖離していることに気づき、方針を転換しなければ、信用がどんどん低下していくと思います。】

 WEBR25より
【8月23日22時に行われた島田紳助さん(55歳)の引退会見。引退が発表された直後にNHKを含むテレビ各局で引退に関するニュース速報のテロップが流れ、世間では大きな話題となっている。ところが、一部ネットユーザーには、これに対して驚く人がおり、ツイッターではこんな意見が書き込まれた。

「リビア関係かね、なんて言っていたら、想像もしていなかった内容でした」

このときはまさに、リビアで反体制派が首都・トリポリを制圧し、カダフィ大佐の行方が世界的なニュースになっていただけにこんな反応をしたのだろう。

ほかにもツイッターで「島田紳助 ニュース速報」と検索すると、

「ニュース速報でやるようなことか?島田紳助引退。どうでもいいよ」
「NHKのニュース速報で島田紳助引退が流れたwwwそんなに重要人物なのかよ!」
「わざわざ速報のテロップ流すほどのニュースか?」
「しかし、日本のマスメディア、また呆れた。昨日、NHK ニュース速報で島田紳助引退ニュース。こんな話題でニュース速報なの!? 昔じゃ有り得ないわ」

などと、島田さん引退を重大ニュース扱いすることに疑問を抱く声が多い。

ニュース速報が出た件について、弁護士法人高橋智法律事務所のサイト内の「Sammy’sダイアリー」では「ニュース速報に異議あり・・島田紳助芸能界引退」の見出しでテレビ局の意図をこう推測する。

「その後のニュース番組の視聴率を上げるには大いに貢献したといえるでしょうね。まさに、このテロップはテレビ局側の都合で流されていたということになりますね」

現在、俳優の高岡蒼甫がフジテレビの韓流ドラマ再放送などに対しつぶやいたことをきっかけに、テレビへの違和感が噴出している状態だが、今回の件でも多少の違和感をネットユーザーにもたらしたようだ。】

 メディアの劣化が言われて久しいが、最近のテレビは、何が伝えるべきニュースなのかの判断が、根本的に間違っている。

 まず、今も続く原発の放射能地獄を伝えるニュースが余りに少なく、それも割かれる時間はほんの僅かで形だけ。

 それに引き換え、島田紳助氏の私的な弁解会見を延々と流す姿勢は、もはやニュース、報道とは言えない。

 民主党の代表選挙も、ただ興味本位に伝えるだけで、日本が今抱えている数々の問題、原発は、エネルギーはどうするのか?円高にはどう取り組むのか?復興財源はどこに求めるのか?
誰が何を主張しているのかさえ、御座なりにしか伝えようとしていない。