中日新聞より
【 東京電力は22日、福島第1原発の汚染水浄化システムに新たに導入した装置「サリー」で、保守作業中に毎時3シーベルトの極めて高い放射線量を確認したため作業を中断、予定していた部品交換ができなかったと発表した。
 東電は、保守作業のために22日午前7時すぎに装置を一時停止。水を高圧で流して汚染された水や泥などを押し出して取り除く作業中、高線量を確認した。その後、線量が下がり、午後8時15分ごろに運転を再開したが、作業が当初の予定より6時間延びたため、部品交換はせずに先送りしたという。】

 期待の東芝製・汚染水浄化システム「サリー」も、アレバ製のポンコツ?に負けず劣らずの体たらく。
しかも、作業員に命の危険さえ及ぼすような、毎時3シーベルトの極めて高い放射線量になるようでは、今後の本格的システム運用が予定通りに捗るのかさえ思いやられる。

 いや、待てよ、よく考えると、毎時3シーベルトの極めて高い放射線量が、その後下がったということは、毎時3シーベルトの極めて高い放射線量の物質が、除染されずに、どこかへ流れていってしまったということでは?

 こちらの方が大問題かも知れない。
汚染水に、毎時3シーベルトもの極めて高い放射線量の物質(炉心からの溶融物?)が含まれていて、それがそのまま、フリーパスで除染もされずに流れていった、二重・三重に大問題が起こっているらしい。