yomiuri.onlineより
 『泊原発再開、道知事容認へ…17日に正式表明』
【定期検査の最終段階にあたる調整運転を続けていた北海道電力の泊原子力発電所3号機(北海道泊村、出力91・2万キロ・ワット)について、北海道の高橋はるみ知事は16日、営業運転への移行を容認する方針を固めた。17日に正式表明する。

 知事は16日の道議会特別委に出席。各会派の意見を踏まえて同日中に容認方針を表明する意向だったが、最大会派の自民党・道民会議の一部議員が「慎重に議論すべきだ」と反発し、議論は午後11時半近くまで続いた。

 このため、知事は17日午前0時過ぎ、記者団に対して「道議会で精力的に議論を頂いた。道の考え方を整理し、地元と情報共有をしたい。17日、やっていきたい」と発言。

 同日中に泊村など周辺町村に説明し、地元合意をまとめて海江田経済産業相に伝える。これを受け、経産省原子力安全・保安院は定期検査の終了証を交付する見通しだ。定期検査中の原発が営業運転に移行するのは、東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故以降、初めて。】

毎日JPより
 『北海道・泊原発:3号機営業運転再開、国の安全性チェック体制評価--高橋知事』
【調整運転中の北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)の営業運転再開をめぐり、北海道の高橋はるみ知事は12日の定例会見で、経済産業省原子力安全・保安院の最終検査の結果が内閣府原子力安全委員会に報告されたことについて、「安全委にもかけたプロセスは評価する」と国の安全性のチェック体制を評価し、営業運転再開の容認に前向きな姿勢を示した。

 海江田万里経産相が9日に「3号機は再稼働には当たらない」などと道に回答したことについても、高橋知事は「丁寧な回答をしてもらったという印象」と理解を示した。

 ただ、保安院が北電に対し、最終検査の申請を指示したとされることについて、海江田経産相が10日の電話で「指示は誤解だ」と説明したことを明かし、「道議会には(国だけでなく)『北電もけしからん』と言う方もおり、(申請の)経緯を確認する必要がある」と述べ、北電から事情を聴く考えを示した。

 また、営業運転再開に関する地元からの意見聴取は「地元4町村をはじめ、周辺町村とも連携を図り対処していく」とし、4町村以外からの聴取の可能性を示唆した。高橋知事は週明けに営業運転再開について判断するとみられる。】

東京新聞より
 『泊原発 高橋知事と北電の蜜月関係』
【北海道電力泊原発3号機は営業運転再開へ動きだしたが、最終判断をした高橋はるみ北海道知事の、北海道電力との蜜月ぶりには驚かされる。同社幹部からの政治献金は毎年の恒例。

 北電元会長が資金管理団体の会長も務める。原発「全機停止」の事態を避けたかった経済産業省にとって、これほどの“人材”はなかったはずだ。】

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 北海道の高橋はるみ知事と佐賀県の古川 康知事/、ともに、経済産業省、原子力村の、原発再稼動への期待を一身に背負い、一方は、勇み足で自滅、もう一方は、ひとり猿芝居?を熱演して、今日にも満願成就。

 これで、高橋はるみ知事の株はさらに上がり、大手柄を引っさげ、次は自民党町村派から衆議院選へ出馬か?