痛いテレビより
【和牛オーナー商法の「安愚楽牧場」が倒産した。
負債は619億円。
「安愚楽牧場」が経営悪化 原発事故の牛肉価格下落で 47NEWS
同社は先月20日まで楽天でオーナーを募集、テレビCMも頻繁に流し、ギリギリまで資金を集めていた。
また昨年、口蹄疫が発生したにもかかわらず通報が遅れ、被害の拡大を招いた。
今年の3月にはこの問題で宮崎県から厳重注意の文書指導を受けている。
大規模企業透明化図れるか 口蹄疫で改善指導 47NEWS】
東京商工リサーチより
【(株)安愚楽牧場 [栃木] 和牛畜産、和牛オーナー制度運営
弁護士一任 / 負債総額 619億8705万円
~放射性セシウムの検出影響~
昭和54年1月那須町で共済方式による牧場経営を開始。和牛オーナー制度(繁殖牛のオーナーを募集し、生まれた仔牛を買い取るシステム)で資金調達する独自のビジネス手法を開発・確立。超低金利の続く経済環境の中、「高利回り金融商品」の一つとして一般投資家に注目され、事業規模は拡大を続け、会員数は全国各地で3万人を数える。
北海道から沖縄までの全国40カ所に自社牧場を運営するほか、預託先牧場は全国に338カ所あり、黒毛和種牛牧場として国内最大規模を誇り、平成23年3月期は1027億2394万円と初の1000億円超と業績を伸ばしていた。
しかし、平成22年に発生した口蹄疫問題では、宮崎県内の牧場で症状が発生した牛が発見され、最終的に約1万5000頭が殺処分された。
また、東日本大震災に伴う福島第1原発の放射能漏れ事故による対象地区での牛の放牧制限、放射性セシウムの検出による福島県産牛肉の出荷制限等があり、また風評被害から牛肉消費が落ち込み市場価格が急落したため、出荷を見合わせる事態に至った。
その結果、資金繰りが悪化し、取引先への代金支払は現在停止状態となっている。担当弁護士側は資産・負債の調査は1カ月以内に終了することとし、その後今後の方針決定した際に改めて発表するとしている。
弁護士事務所では債権者向けに専用のコールセンター(050-5505-3720、受付時間:月曜日~金曜日、午前9時~午後5時)を開設している。】
いろいろ曰く付きの会社だったようだが、放射性セシウムに起因する損害については、全額、出資者の被害弁済に充てていただきたい。
【和牛オーナー商法の「安愚楽牧場」が倒産した。
負債は619億円。
「安愚楽牧場」が経営悪化 原発事故の牛肉価格下落で 47NEWS
同社は先月20日まで楽天でオーナーを募集、テレビCMも頻繁に流し、ギリギリまで資金を集めていた。
また昨年、口蹄疫が発生したにもかかわらず通報が遅れ、被害の拡大を招いた。
今年の3月にはこの問題で宮崎県から厳重注意の文書指導を受けている。
大規模企業透明化図れるか 口蹄疫で改善指導 47NEWS】
東京商工リサーチより
【(株)安愚楽牧場 [栃木] 和牛畜産、和牛オーナー制度運営
弁護士一任 / 負債総額 619億8705万円
~放射性セシウムの検出影響~
昭和54年1月那須町で共済方式による牧場経営を開始。和牛オーナー制度(繁殖牛のオーナーを募集し、生まれた仔牛を買い取るシステム)で資金調達する独自のビジネス手法を開発・確立。超低金利の続く経済環境の中、「高利回り金融商品」の一つとして一般投資家に注目され、事業規模は拡大を続け、会員数は全国各地で3万人を数える。
北海道から沖縄までの全国40カ所に自社牧場を運営するほか、預託先牧場は全国に338カ所あり、黒毛和種牛牧場として国内最大規模を誇り、平成23年3月期は1027億2394万円と初の1000億円超と業績を伸ばしていた。
しかし、平成22年に発生した口蹄疫問題では、宮崎県内の牧場で症状が発生した牛が発見され、最終的に約1万5000頭が殺処分された。
また、東日本大震災に伴う福島第1原発の放射能漏れ事故による対象地区での牛の放牧制限、放射性セシウムの検出による福島県産牛肉の出荷制限等があり、また風評被害から牛肉消費が落ち込み市場価格が急落したため、出荷を見合わせる事態に至った。
その結果、資金繰りが悪化し、取引先への代金支払は現在停止状態となっている。担当弁護士側は資産・負債の調査は1カ月以内に終了することとし、その後今後の方針決定した際に改めて発表するとしている。
弁護士事務所では債権者向けに専用のコールセンター(050-5505-3720、受付時間:月曜日~金曜日、午前9時~午後5時)を開設している。】
いろいろ曰く付きの会社だったようだが、放射性セシウムに起因する損害については、全額、出資者の被害弁済に充てていただきたい。