Youtubeより
【原子力安全・保安院による「やらせ問題」について、菅総理大臣は、厚生大臣当時に関わった薬害エイズ問題の構造と同じだと批判したうえで、「脱原発依存」への道筋を自らつ­けていく考えを強調しました。
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[テレ朝news] http://www.tv-asahi.co.jp/ann/】

 毎日JPより
 『菅首相:「薬害エイズとそっくり」 保安院を激しく批判』
【「私が厚相の時に体験した薬害エイズの構造とそっくりだ」

 菅直人首相は31日、長野県茅野市で開かれた市民団体のシンポジウム「みんなのエネルギー・環境会議」に出席した。首相は経済産業省原子力安全・保安院の「やらせ質問」問題について、96年の厚相時代に真相解明に取り組んだ薬害エイズ事件と重ね合わせ、過去の原子力行政を激しく批判した。

 首相は薬害エイズ事件について「国民の安全を担当する厚生省薬務局長が、天下りしてメーカーの利益を尊重する薬務行政になっていた」と振り返った。

 その上で「(原発の)安全性を国民の立場でチェックしなければいけない保安院が、逆に推進する側のお手伝いを超えた形を取っている。根本的な問題だ」と述べ、保安院を経産省から分離する政府方針の意義を訴えた。
 政府のエネルギー・環境会議が29日に原発依存度を低減させていく中間整理をまとめたことについては「どういう政権ができるにしても、避けて通ることができない議論の道筋だ」と述べ、自身の退陣後の次期政権にも引き継がれるべきだとの認識を示した。】

 菅総理の言われることは至極尤もで、反論の余地もないだろう。
しかし、マスコミや、各方面の反応は冷ややかで、もうすぐ辞める菅総理の発言など、羽毛よりも軽いと蔑まされているようだ。
 
 菅総理の内心は推し量れないが、攻めの姿勢の時は、生気がみなぎっていて、先日の会見や、閣議の時は、抜け殻のように見える。
いったい、どちらの菅総理が本物なのだろうか?

 脱原発に向かおうとする姿勢は支持するが、財務省の尻馬に乗った、増税路線には首を傾げてしまう。