東京電力HPより
【東北地方太平洋沖地震発生当初の福島第一原子力発電所における対応状況について
                             平成23年6月18日
                             東京電力株式会社

 当社は、本年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事
故に関し、事態の収束を最優先に全力を挙げて取り組むとともに、徹底した事故の
調査や検証を行っております。

 このたび、福島第一原子力発電所における地震発生当初の対応状況について、現
時点で得られている各種情報や関係者の証言を基に事実関係をとりまとめましたの
で、お知らせいたします。今後も事実関係の調査を継続していく中で、新たな事実
が判明した場合には、改めてお知らせいたします。

                                  以 上

・添付資料:福島第一原子力発電所における対応状況について 資料一覧
                          (PDF 7.16KB)
・添付資料:福島第一原子力発電所 被災直後の対応状況について(PDF 661KB)】

 これが、『初動5日間の公開資料』 とは、さり気なく添付資料となっていて、気が付きませんでした。

 この資料によると、非常電源が使えなっかた原因について、タービン建屋の浸水で、1.3号機の電源盤のM/C.P/Cともに使用不能、2号機は、P/Cのみ一部使用可能とあります。

 僅かに残った2号機のP/Cに電源車をつなごうと試みたが、太さ十数センチ、長さ二百メートル、重さ1トン以上のケーブルの敷設に手間取り、結局、1号機の水素爆発でせっかく苦労して敷設したケーブルは損傷、高圧電源車は自動停止して、役に立たなかったとのことです。

 いかにも泥縄、しかも言い訳だらけ、恐らく、このような想定をしたこともなかったのでしょう。

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