テレ朝ニュースより
【福島県で放射性物質に汚染された餌(えさ)を食べた肉牛が全国に出荷されていた問題で、出荷された牛が新たに400頭以上いることが分かりました。

 福島県農林水産部:「放射性セシウムが含まれている稲わらを肉牛に供与していたことが判明し、これらの農家からすでに411頭の肉牛が出荷され、流通していたことが明らかになりました」

 福島県によりますと、須賀川市や本宮市などの7つの畜産農家で、汚染されたワラを餌として食べた牛が新たに411頭、県内外に出荷されていることが分かりました。

調査したワラからは、最大で国の基準の500倍を超える放射性セシウムが検出されています。7つの農家、合わせて411頭の牛は、3月28日から今月7日までに東京都や埼玉県など1都5県に出荷されています。】

 放射性セシウム汚染牛が411頭から更に増えることが予想され、今後どのような対策を取るか、細野原発担当相の手腕が問われるところだ。

 ここで、抜本対策を取らなければ、狂牛病、新型インフルエンザの二の舞になることは目に見えている。