ZAKZAKより
【 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会準々決勝で、3連覇を狙った開催国ドイツを延長の末、1-0で下して初めて4強入りした「なでしこジャパン」。決勝点を挙げた丸山桂里奈(28)は、「スーパーサブ」として日本の女子サッカー人気を支えてきた美人選手のひとり。
今大会前、東日本大震災に関して、かつて所属した東京電力を思うあまり、自身のブログが非難される憂き目に遭ったが、最後に彼女に力を与えたのは、その被災地の人たちへの思いだった。
●丸山センセーション 国際試合で初めてドイツに勝ち、初のW杯準決勝へと駒を進めたなでしこジャパン。開催国ドイツの3連覇を敵地で阻み、代表通算78得点の主将・沢穂希が「歴史的一戦だった」と振り返り、佐々木則夫監督は「小さな女の子が大きなことをやってくれた。
誇りに思う」とたたえた。ドイツのサッカー専門誌キッカーは「丸山がセンセーションを引き起こす」との見出しで報道。「丸山がターボに点火し、角度のないところからのシュートをゴールに突き刺した」と、丸山を絶賛した。
●東日本大震災 ドイツ戦前のミーティングで、佐々木監督は選手に震災のビデオ映像を見せた。「本当に苦しいときには、被災地の人を思って踏ん張れ」。エンディングの『自分たちに今、できることは何だろう』とのテロップに、丸山は「いろいろこみ上げてきた」と号泣した。
大学卒業後の05年、就職先に選んだのは女子サッカーリーグと日本代表のキャンプ地でもあるJヴィレッジをスポンサードした東京電力。住まいも福島に移して09年までの5年間、福島第一原発で働きながら東京電力マリーゼでプレーした。
●誓いのゴール 大震災後の今年4月、すでに退社していたとはいえ、かつて所属した会社を思うあまり、自身の人気ブログ=下記=に「私は、東電社員だったことを誇りに思うし、今原発内にいる東電社員の方々を本当に誇りに思います。予想外の津波がきて、原発での事故が起こってしまった。でも誰も悪くない。東電が悪いわけじゃない」と書き込み、非難にさらされた。
即座に「今なお、震災に苦しむ皆様に不愉快な思いをさせてしまいました」と反省。「私は、サッカーというチームスポーツの選手として、一人がみんなのためにみんなが一人のためにと思ってプレーしてきました。
しかし、今回の震災と事故の中で、私自身、混乱し整理出来ないままブログを書いてしまったと省みて今回のお詫びに至りました」と、潔かった。そんな経緯もあって、なでしこジャパンの中でも、「日本が本当に苦しい中で私たちに何ができるか、テレビを通じて、頑張る姿を見せるしかない」との丸山の思いは強かった。
ドイツ戦の決勝ゴールは誓いのゴールでもあった。一方、DFでフル出場した鮫島彩(24)は3月の震災時は東電マリーゼに所属。活動休止に伴い、米ボストン・ブレーカーズへの移籍を余儀なくされた。苦境を乗り越え今大会へ臨み、この試合も体を張ったプレーでゴール前を死守した。】
東電の女子サッカーチームがあった事は初めて知りました。
「なでしこジャパン」には、東電とは何の脈絡もなく、純粋に、がんばっていただきたい。
【 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会準々決勝で、3連覇を狙った開催国ドイツを延長の末、1-0で下して初めて4強入りした「なでしこジャパン」。決勝点を挙げた丸山桂里奈(28)は、「スーパーサブ」として日本の女子サッカー人気を支えてきた美人選手のひとり。
今大会前、東日本大震災に関して、かつて所属した東京電力を思うあまり、自身のブログが非難される憂き目に遭ったが、最後に彼女に力を与えたのは、その被災地の人たちへの思いだった。
●丸山センセーション 国際試合で初めてドイツに勝ち、初のW杯準決勝へと駒を進めたなでしこジャパン。開催国ドイツの3連覇を敵地で阻み、代表通算78得点の主将・沢穂希が「歴史的一戦だった」と振り返り、佐々木則夫監督は「小さな女の子が大きなことをやってくれた。
誇りに思う」とたたえた。ドイツのサッカー専門誌キッカーは「丸山がセンセーションを引き起こす」との見出しで報道。「丸山がターボに点火し、角度のないところからのシュートをゴールに突き刺した」と、丸山を絶賛した。
●東日本大震災 ドイツ戦前のミーティングで、佐々木監督は選手に震災のビデオ映像を見せた。「本当に苦しいときには、被災地の人を思って踏ん張れ」。エンディングの『自分たちに今、できることは何だろう』とのテロップに、丸山は「いろいろこみ上げてきた」と号泣した。
大学卒業後の05年、就職先に選んだのは女子サッカーリーグと日本代表のキャンプ地でもあるJヴィレッジをスポンサードした東京電力。住まいも福島に移して09年までの5年間、福島第一原発で働きながら東京電力マリーゼでプレーした。
●誓いのゴール 大震災後の今年4月、すでに退社していたとはいえ、かつて所属した会社を思うあまり、自身の人気ブログ=下記=に「私は、東電社員だったことを誇りに思うし、今原発内にいる東電社員の方々を本当に誇りに思います。予想外の津波がきて、原発での事故が起こってしまった。でも誰も悪くない。東電が悪いわけじゃない」と書き込み、非難にさらされた。
即座に「今なお、震災に苦しむ皆様に不愉快な思いをさせてしまいました」と反省。「私は、サッカーというチームスポーツの選手として、一人がみんなのためにみんなが一人のためにと思ってプレーしてきました。
しかし、今回の震災と事故の中で、私自身、混乱し整理出来ないままブログを書いてしまったと省みて今回のお詫びに至りました」と、潔かった。そんな経緯もあって、なでしこジャパンの中でも、「日本が本当に苦しい中で私たちに何ができるか、テレビを通じて、頑張る姿を見せるしかない」との丸山の思いは強かった。
ドイツ戦の決勝ゴールは誓いのゴールでもあった。一方、DFでフル出場した鮫島彩(24)は3月の震災時は東電マリーゼに所属。活動休止に伴い、米ボストン・ブレーカーズへの移籍を余儀なくされた。苦境を乗り越え今大会へ臨み、この試合も体を張ったプレーでゴール前を死守した。】
東電の女子サッカーチームがあった事は初めて知りました。
「なでしこジャパン」には、東電とは何の脈絡もなく、純粋に、がんばっていただきたい。