福島民報より
 『減収補償へ桃購入要請 福島市観光農園協が経産省と東電に』
【東京電力福島第一原発事故の風評被害に苦しむ福島県福島市観光農園協会は4日、経済産業省と東京電力に桃を大量購入し、売り上げの落ち込みを補償するよう求めた。海江田万里経産相と東電の広瀬直己常務は積極的に購入する意向を示した。
 
 経産省では観光農園協会の片平新一会長が海江田経産相に風評被害の払拭(ふっしょく)やきめ細かなモニタリング調査の実施などを要望。その上で「昨年同期に1日4、5百万円を売り上げた農園が今年は20万にも及ばない」と現状を訴え、減収分を農産物の購入により穴埋めするよう申し入れた。

 海江田経産相は贈呈されたサクランボを食べながら「こんなにおいしい果物が売れないことを残念に思う」と述べ、これから収穫が本格化する桃の購入を経産相職員らに促すことを約束した。

 東電では、協会役員らが同社の関連会社を含めた職員7万人に「1人1箱ずつ購入させるよう働き掛けてほしい」などと提案した。広瀬常務は「可能な限り、お役に立てるように努めたい」と答えた。】

 桃やサクランボが、例え基準値を超えていても、東電の責任で、全量買い上げていただければ,農家の方の減収分は補われる。

他の農産物、水産物でも東電の全量買い上げが実現すれば、風評被害などという曖昧な被害もなくなる。

 海江田大臣も 『こんなにおいしい果物』 が売れない原因を、良く考えてからものを言ってもらいたい。