CNNより
『原発の防水設備が一部決壊、洪水被害のネブラスカ州』
【 周辺一帯が洪水に見舞われている米ネブラスカ州のフォートカルフーン原子力発電所で26日、浸水を食い止めるための防御設備の一部が決壊した。同原発を運営するオマハ電力公社は、発電所が安全であることに変わりはないと強調している。
オマハ電力公社によると、決壊したのは水を詰めた容器で築いていた堤防で、容器に機械のようなものが接触して穴が開き、しぼんだという。しかし「発電所は引き続き防御されている。(決壊したのは)補助的な、2次的なレベルの防御設備だった」と広報は説明している。
同原発の運転は燃料補給のため4月から停止中。ミズーリ川の氾濫により、補助建屋周辺など敷地の一部は既に浸水しているが、決壊した設備のほかにも水門などの障壁を設けて水をせき止めている。
設計上は、基準水面から最大約309メートルまで水位が上昇しても耐えられるという。ミズーリ川の現在の水位は約306メートル。同公社は、307メートルを超すことはない見通しだとしている。
ミズーリ川は、上流のモンタナ、ノースダコタ両州で続いた豪雨やロッキー山脈の雪解け水などの影響で増水し、下流の堤防が次々に決壊、周辺の住民に避難勧告が出されている。】
日テレNEWS24より
『核の研究施設に山火事迫る 米国』
【 2011年6月28日 8:29 >ブックマーク
アメリカ・ニューメキシコ州で27日、山火事が核の研究で知られるロスアラモス国立研究所まで1.6キロの地点に迫った。研究所は「核物質は安全な場所に保管されている」と発表しているが、一部の施設は閉鎖されている。
一方、洪水に見舞われている中部・ネブラスカ州では26日未明、土嚢が崩れて、フォートカルフーン原子力発電所の周辺に水が流れ込み、建物が水につかった。原発は、燃料交換のため4月から運転を停止しており、冷却システムなどに問題はないとしている。
しかし、原発の水没は、福島第一原発の事故を連想させるだけに、地元では不安の声が広がっている。】
『核関連研究所付近で発生の山火事続く米国』
【 アメリカ・ニューメキシコ州にある核関連の研究所付近で発生した山火事は、29日も続いており、当局が懸命の消火活動を行っている。
ニューメキシコ州にあるロスアラモス国立研究所は、広島・長崎に投下された原爆を開発するなど、核の研究を行っている。26日に発生した山火事は一時、施設の敷地内にまで燃え広がった。まもなく消し止められたが、周辺ではまだ山火事が続いている。
施設内には、プルトニウムを含む放射性廃棄物がドラム缶に換算して1万6000本分以上保管されており、延焼など影響を懸念する声が広がっている。火が施設内に入り込まないよう周辺の木を伐採する作業が続いており、施設側は「被害が出ないように対策はできている」とコメントしている。】
ひとり日本の原発だけが自然災害に脆弱ではなかった。
アメリカの原発にも自然の驚異は迫り、原発はどこにあっても危険な猛獣だとあらためて思い知らされた。
『原発の防水設備が一部決壊、洪水被害のネブラスカ州』
【 周辺一帯が洪水に見舞われている米ネブラスカ州のフォートカルフーン原子力発電所で26日、浸水を食い止めるための防御設備の一部が決壊した。同原発を運営するオマハ電力公社は、発電所が安全であることに変わりはないと強調している。
オマハ電力公社によると、決壊したのは水を詰めた容器で築いていた堤防で、容器に機械のようなものが接触して穴が開き、しぼんだという。しかし「発電所は引き続き防御されている。(決壊したのは)補助的な、2次的なレベルの防御設備だった」と広報は説明している。
同原発の運転は燃料補給のため4月から停止中。ミズーリ川の氾濫により、補助建屋周辺など敷地の一部は既に浸水しているが、決壊した設備のほかにも水門などの障壁を設けて水をせき止めている。
設計上は、基準水面から最大約309メートルまで水位が上昇しても耐えられるという。ミズーリ川の現在の水位は約306メートル。同公社は、307メートルを超すことはない見通しだとしている。
ミズーリ川は、上流のモンタナ、ノースダコタ両州で続いた豪雨やロッキー山脈の雪解け水などの影響で増水し、下流の堤防が次々に決壊、周辺の住民に避難勧告が出されている。】
日テレNEWS24より
『核の研究施設に山火事迫る 米国』
【 2011年6月28日 8:29 >ブックマーク
アメリカ・ニューメキシコ州で27日、山火事が核の研究で知られるロスアラモス国立研究所まで1.6キロの地点に迫った。研究所は「核物質は安全な場所に保管されている」と発表しているが、一部の施設は閉鎖されている。
一方、洪水に見舞われている中部・ネブラスカ州では26日未明、土嚢が崩れて、フォートカルフーン原子力発電所の周辺に水が流れ込み、建物が水につかった。原発は、燃料交換のため4月から運転を停止しており、冷却システムなどに問題はないとしている。
しかし、原発の水没は、福島第一原発の事故を連想させるだけに、地元では不安の声が広がっている。】
『核関連研究所付近で発生の山火事続く米国』
【 アメリカ・ニューメキシコ州にある核関連の研究所付近で発生した山火事は、29日も続いており、当局が懸命の消火活動を行っている。
ニューメキシコ州にあるロスアラモス国立研究所は、広島・長崎に投下された原爆を開発するなど、核の研究を行っている。26日に発生した山火事は一時、施設の敷地内にまで燃え広がった。まもなく消し止められたが、周辺ではまだ山火事が続いている。
施設内には、プルトニウムを含む放射性廃棄物がドラム缶に換算して1万6000本分以上保管されており、延焼など影響を懸念する声が広がっている。火が施設内に入り込まないよう周辺の木を伐採する作業が続いており、施設側は「被害が出ないように対策はできている」とコメントしている。】
ひとり日本の原発だけが自然災害に脆弱ではなかった。
アメリカの原発にも自然の驚異は迫り、原発はどこにあっても危険な猛獣だとあらためて思い知らされた。