yomiuri・onlineより
 『「テルル129m」初検出…取水口付近の海水』
【 東京電力は29日、福島第一原子力発電所1号機の取水口付近で今月4日朝に採取した海水から、放射性物質「テルル129m」を初めて検出したと発表した。

 事故後3か月を過ぎて新しい核種が検出されたため、高濃度汚染水の流出などが疑われるが、東電は「採水の際に、なんらかの原因で混入したのではないか。ほかの放射性物質の検出値に変動はないので、汚染水が漏れるなどの異常事態が起きているとは考えられない」としている。(2011年6月29日21時27分 読売新聞)】

産経ニュースより
 『海水のヨウ素147倍に増加、新たに2物質も検出 福島原発』
【2011.3.24 15:56
 東京電力は24日、福島第1原子力発電所南側の放水口で、法が定める濃度限度の146・9倍の放射性物質「ヨウ素131」を23日に検出したと発表した。同地点では21日に基準の約126倍を検出後、22日には減少していたが、再び大幅に増加した。また、放射性のテルル、ルテニウムなども基準の3・7~7・8倍の濃度が確認された。

 東電によると23日午前8時50分ごろ、第1原発の放水口南側330メートルの海水を採取したところ、5・9ベクレルのヨウ素131が検出された。また、新たに濃度限度の3・7倍のルテニウム106も計測した。

 さらに、新たに放水口北側30メートル地点でも調査を開始。ヨウ素131が基準の66・6倍、セシウム134が29・9倍など高濃度で検出された。また、この地点ではテルル132(基準の7・8倍)、テルル129メタ(同4・2倍)も計測した。】

 気になるあの言葉・あのニュース!大辞典さまより
 『テルル129mとは』
【テルル129m(半減期33.6日)は崩壊して半減期1600万年の放射性ヨウ素129に変化する物質。
ヨウ素129はヨウ素131同様の発がん物質。
 
 体内に取り込まれたテルル129m(半減期33.6日)は半減期1600万年の放射性ヨウ素129に変化しうるため、放射性ヨウ素131と同様に甲状腺に蓄積されて甲状腺がんのリスクを高めると言われている。】
 
 6/29に初検出したはずの「テルル129m」?が、3/23には検出されていた??
しかも、半減期1600万年の放射性ヨウ素129に変化する?
いったいどうすればいいんでしょう? 
半減期1600万年・・・四の五の言わずに原発全廃しかないでしょう。