福島民報より
【海江田万里経済産業相は10日の閣議後の記者会見で、東京電力福島第1原発事故で被害を受けた中小企業に対して、東電が同日から賠償金の仮払いを始めることを明らかにした。東電は1日から中小企業を対象とする仮払いの申請を受け付けていた。

 仮払いは、東日本大震災直後の3月12日から5月末までの粗利に相当する額の半分を支払い、上限は250万円。申請には確定申告書または決算書などが必要になるが、紛失した場合でも避難区域で営業していたことが分かる書類があれば20万円を支払う。】

従業員の給料や、取り引き先への支払いなどもあり、満額250万円の仮払い金でも焼け石に水だろう。