毎日JPより
『東日本大震災:福島第1原発事故 東電社員2人被ばく、250ミリシーベルト超』
【◇3、4号機で作業 ヨウ素通常の10倍
 東京電力は30日、福島第1原発の復旧作業にあたっている同社の男性社員2人が、現在の作業員の緊急時の被ばく量の上限である250ミリシーベルトを超える可能性が高いと発表した。医師の診断では健康上の異常は認められていない。今後、内部被ばく量を調べる。100ミリシーベルトを超えるとがんを発症するリスクが少し高まる恐れがあるとされ、長期的な健康調査が求められそうだ。

 被ばくしたのは30代と40代の男性社員。3月11日から3、4号機などで作業していた。4月17日と5月3日に測定した際の外部被ばく量は30代社員は73・71ミリシーベルト、40代社員は88・7ミリシーベルトだった。その後、40代社員の甲状腺から放射性のヨウ素131が9760ベクレル、30代社員からも7690ベクレルと、他の作業員より10倍以上高い量が検出された。】

 いよいよ、被ばく線量の限度が来た。
大量の放射線を浴ながら、決死の作業をしている、ほとんどの方たちの被ばく線量の限度がすぐそこまで来ている。
 これからは人海戦術に頼らず、無人作業ロボットを世界中から召集し、後追い対応ではない、より抜本的な作業プランを練り直して復旧作業にいどんでいただきたい。
 例えば、汚染水の処理では、どうせ掛け流し状態なのだから、ポンプアップした汚染水を、移送することなくそのまま原子炉に送水するなど作業を簡略化する。
 そうすれば、汚染水も一滴も増加せずに一石二鳥だと思うのだが。