1号機(46万KW)
原子炉型:BWR-3 460MWe 1971/3
格納容器型:Mark-1 GE

3/11pm2:46稼働中に緊急停止
3/11pm3:42全交流電源損失
3/11pm4:36非常炉心冷却機能不能
5/12全て損傷(フルメルトダウン)
5/15燃料の上は解け落ち露出はない

まず地震発生直後に受電鉄塔が倒壊して全電源喪失、週刊誌で作業員の方が、『建屋内はすぐに停電して真っ暗だった』 との証言とも一致する。
東電の発表を信じれば通常電源が落ちる寸前にかろうじて制御棒が入って、緊急停止したことになっているが
、作業員の方の証言 『1号機の建屋には穴が開き、事故後福島原発に戻っていないにも拘らず相当量の被ばくをしていた』 通りとすれば、何分後かに非常電源が入り、かろうじて制御棒が入って緊急停止した、そして既に配管部などの損傷で放射線が外部に漏れていたともの考えられる。

その後津波が押し寄せて非常電源も失い、非常炉心冷却機能が失われ(フルメルトダウン)を引き起こす大事故につながった。
 しかし、この時点で電源車が事故現場に向かったはずだが、ケーブルが500M短かった?プラグが合わなかった?との理由で電源は復旧せず、以後水素爆発が起きても電源について一切アプローチをしていない。
 おそらく、この時点ですでに 『非常炉心冷却機能』 そのものに損傷があったか、配電盤など電気系統の水没で電流を送れなかったと推測される。
仮に電源が回復しても、『非常炉心冷却機能』 は甦らなかった可能性もある。
そして、消防のポンプを使い冷却水を送水するが、水量が少な過ぎて効果があがらない。
 ここで、大量にある海水を注入すれば多少なりとも炉心の冷却に効果があったかもしれないが、廃炉を怖れて、検討もされなかったようだ。
 その間にも、冷却機能を失った原子炉内の燃料棒は高熱を発して炉心溶融を起こし、破滅への道をまっしぐらに歩んでいた。

 翌日の海江田大臣からの 『ベント要請』 には、ベントをして高濃度の放射性物質を排出すれば、世論が反原発に傾くと、無視を決め込んで実施を遅らせてその結果、水素爆発を引き起こすことになる。
 
一時が万事、事故を軽く見せることや、東電の損害を最小限に食い止めることしか頭になく、この事故の重大性、福島県に日本にどんなに大きな被害を与えるかなど、まったく考えていない。

 あげくに、大事故の原因を、地震には耐えたが想定外の津波にやられたことにして、事故を起こした責任から逃れよう、未曾有の自然災害が事故の原因であるから免責にさせよう、最後には、国民の税金と電気料金の値上げで、実質の賠償負担をゼロにしようなどと、お金の力を背景にした政治力を駆使して、恥知らずの政治家どもを動かして、虫のいい東電救済策を、通させる。

 まったく東京電力という会社は、骨の髄まで腐っている。
こんな会社をそのまま無罪放免にして、野放しにしてはならない。
民事、刑事ともに、会社並びに経営陣にきっちりと責任を取らせなければならない。