NEWSポストセブンより
【検察による東電捜査 人災がからむ原発事故は“事件”と認識

福島第一原発事故は、日本だけではなく世界に不安の影を投げかけている。東京電力への批判は多く、また、今後の賠償問題や経営問題など課題は山積しているが、その東電に捜査当局の手が伸びようとしているという。
 検察が東京電力経営陣の責任追及に向けて資料収集を開始しているのだ。検察の動向に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏が報告する。
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「原発事故を天災と人災に切り分け、そのうえで、東京電力の誰にどんな責任が生じるかを検証している」
 検察関係者は、将来の事件化に備えて、検証作業を行なっていることを隠さない。天災だけなら事故、人災が絡めば事件となる。その可能性があって公的資金が投入され、告訴告発も相次ぐだろうから、検察が、今後、「事件対応」するのは当然だ。では、天災と人災の線引きはどこか。
 簡単に言えば、津波までが天災、津波後が人災となる。】

ようやく検察が動き出したようだ。
大阪地検の証拠捏造などの失地を回復する絶好のチャンスだ。
きれいさっぱり東電や保安院、その周りの巨悪を一層していただきたい。