JAXA宇宙航空研究開発機構HPより。
http://iss.jaxa.jp/med/research/radiation/

【JAXAは、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する日本人宇宙飛行士の健康管理における「放射線被曝管理」として、被曝による放射線障害の発生を防止するため、個人レベルの宇宙放射線計測器の検証や、ISSの放射線環境モニタなど、宇宙飛行士の被曝管理に必要な技術の開発・検証を行っています。

ISSに搭乗する宇宙飛行士の被曝量を上記のような制限値以下にするためには、次の2つの方向からのアプローチが必要となります。

A. ISS内の放射線環境の変動をリアルタイムに把握しミッション中の被曝線量を可能な限り低く抑えること

A-Ⅰ 太陽-地球圏の宇宙環境リアルタイムモニタ

A-Ⅱ ISS船内の放射線環境リアルタイムモニタ

B. 宇宙飛行士が実際に被曝した線量を把握し、生涯の被曝線量を制限値以下に抑えること】

結局、有効な放射線対策は被曝線量を制限値以下に抑えること、以外にないようです。