gooニュースより。
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20110416-567-OYT1T00912.html?fr=rk

 【「こんなの初めて」。16日午後、東京・浅草では、昭和初期から続く土産物店「スズヤ」の女性従業員(59)が人影もまばらな仲見世通りを見やった。売り上げは10分の1以下になり、コメや野菜も販売してしのいでいる。

 3月に来日した外国人は、前年同期比で50%減った。

 外国人だけで年間約20万人が訪れる北海道・登別温泉では、韓国や台湾からの旅行客を中心に2万人以上が宿泊をキャンセルした。登別観光協会は「日本全体が原発事故の風評被害を受けている」と頭を抱える。

 福島第一原子力発電所から遠く離れた沖縄県でも、8日までの4週間で外国人旅行客約1万人が渡航をキャンセル。東京都心を走る「はとバス」も、外国人の利用者は1日平均5人まで落ち込んでいるという。】

今日テレビで、京都でも昨年の7割減で途方に暮れていると放送していました。
外国人労働者も次々帰国し、労働力不足のところも多いようです。
観光業界だけで、推定一兆円超の損失と経済アナリストが語っていました。
もはや「風評被害」と呼べるようなレベルではないと思います。

東電・政府は直接の因果関係が証明できないと補償を渋るでしょう、では誰が彼らの損害を生活を補償するのでしょうか。

電力業界は、電気事業連合会やACと呼ばれる電力業界の広告塔、世界中の原発ロビーストを結集し、東京は、日光は、京都は、北海道は、放射能レベルはこの数値で事故前となんら変わらず影響がないと、広くアピールし、自ら観光客を誘致するなどすべきではないでしょうか。