おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川です。
「仕事の力を抜くとサボっているとか、頑張っていないと自分で思ってしまい、どうしても全てに力を入れようとしてしまいます。余裕のある方が仕事がうまく回るという感覚は自覚しているのですが、なかなか自分のやり方を変えることができません。どうすればうまく回っていくようになるでしょうか?」
頑張りすぎてしまう、
すべてを完璧にやろうとする。
そんな姿勢は立派ですが、
時には自分を追い込み、
心身に負担をかけてしまうこともあります。
頑張りすぎてしまうあなたへ
「力を抜いたら、サボっているように感じる」
という感覚、よくわかります。
特に、真面目で責任感が強い人ほど、
このような思考に陥りやすいものです。
私たちの社会では、
頑張ることが美徳とされています。
だからこそ、
「力を抜く」ことに罪悪感を
覚えるのも無理はありません。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
その「頑張り続けること」が
本当に必要なのでしょうか?
もしかすると、
頑張りすぎているがゆえに、
見落としている大切なことがあるかもしれません。
頑張りすぎの原因は?
なぜ私たちは
「頑張りすぎてしまう」のでしょうか?
その原因の一つは、
完璧主義にあると考えられます。
「全てにおいて完璧でなければならない」
「少しでも手を抜くと、自分の価値が下がる」
といった思い込みが、
あなたを追い込んでいるのかもしれません。
また、他人の期待に応えなければ
というプレッシャーや、
失敗を恐れる気持ちも影響しているでしょう。
これらの感情が、
力を抜くことに対する恐怖心を生み出し、
結果的にすべてを一人で抱え込む
原因となっているのです。
力を抜くことの大切さに気づく
では、どうすればこの「頑張りすぎ」
から抜け出せるのでしょうか?
ここで提案したいのは、
力を抜くことの大切さに気づき、
少しずつその感覚を身につけることです。
1. 「何に力を入れるべきか」を見極める
まず、すべてのことに全力を注ぐのではなく、
「何に力を入れるべきか」を
見極めることが重要です。
どんな仕事でも、
優先順位をつけて取り組むことが
求められます。
すべてを完璧にするのではなく、
重要な部分に集中し、
他の部分は効率的に対応することを
意識してみましょう。
2. 完璧を目指さず、良い意味での「適当」を取り入れる
次に、完璧を目指すのではなく、
良い意味での「適当さ」を
取り入れてみてください。
ここで言う「適当」とは、
手抜きをするのではなく、
無理をせずに適切なレベルで
仕事を進めることです。
時には「これで十分」と思えることが、
結果的に効率を上げ、
全体の成果を高めることに繋がります。
3. 自分を許すことを覚える
そして、何より大切なのは、
自分を許すことです。
「完璧でなければならない」
という思いを手放し、
自分ができる範囲でベストを
尽くすことを受け入れましょう。
自分に優しくなることで、
心の余裕が生まれ、
結果的に仕事の質も向上します。
力を抜くことで得られる効果
力を抜くことを学べば、
仕事の効率が向上するだけでなく、
心の余裕が生まれます。
これにより、仕事への取り組み方が
より健全で持続可能なものとなり、
長期的に見て、あなた自身の成長や
チーム全体の成果が向上します。
さいごに
頑張りすぎてしまうあなたも、
少しずつ「力を抜く」ことを
試してみてください。
完璧主義の罠から抜け出し、
自分にとっての「適切な頑張り方」を
見つけることで、
人生をより豊かに、
そして充実させることができるでしょう。