習慣化コンサルタントの古川です。
人間関係に大切なことは「信頼残高」です。
信頼残高(信頼口座)とは、
スティーブン・R・コヴィー氏の
『7つの習慣』(キングベアー出版)
に出てくる言葉で、
相手との信頼関係や安心感を、
信頼残高と呼んでいます。
この本質についてコヴィ氏は、
「人間関係に応急処置は効かず、
関係を築くことや修復することは、
長い時間をかけて人間関係に
投資をする必要がある」
と語っています。
実際、他者との間に、
長くにわたって蓄えられた
信頼口座の残高があれば、
コミュニケーションは簡単で、
スムーズです。
たった一言で仲違いすることもありません。
しかし、ほとんどの人間関係の悪化は、
信頼口座がからっぽの状態から
生まれると言います。
信頼口座がからっぽの状態は、
まるで地雷原を歩くようなものだ。
言葉一つに気を使い、
相手の顔色をうかがいながら
言葉を選ばなければならない。
緊張の連続だ。
わが身を守るために裏工作に奔走する。
実際、多くの組織が、多くの夫婦が
こんな状態に陥っているのである。
信頼残高は、地道な結果の積み重ねであり、
それを増やすための行動は
実にシンプルですが、忍耐が必要です。
そのためのシンプルな習慣も語られています。
信頼口座の残高を増やす6つの預け入れは、
「①相手を理解する」
「②小さなことを気遣う」
「③約束を守る」
「④期待を明確にする」
「⑤誠実さを示す」
「⑥引き出してしまったときには心から謝る」
です。
ここに書かれていることは、
小さな習慣ですが、これが種子となり、
薫習という結果になります。
最終的には、相手のタイプを理解し、
何を求めているのかを想像することです。
違いを理解し、相手を尊重して
誠実に対応することで
信頼残高は積み重なっていきます。
信頼残高がない関係で
テクニックやコミュニケーションだけを
工夫してもうまくいかないのです。
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