習慣化コンサルタントの古川です。
「自分は何者で、
何がやりたいのか?」
こんな問いを抱えて、答えが出ずに、
堂々巡りをしている方に向けて
私なりに求道して、
習慣化コンサルタントとして活動をしていく中で、
進みたい方向性、ミッション、ビジョンを書くことで
「じゃあ、自分はなんだろう」と考えるきっかけにもなればと。
「習慣化」というと、
早寝、早起き、朝ごはん
朝4時起き、水浴びして、ジョギングでもして、
朝は日の出と共に起きて、日の入りと共に寝る
というような、行動習慣の教育を
推奨するもののように思われがちです。
また、さぞかし、
習慣化の先生ということだけあって
なんでも習慣化できるというように
勘違いをされるのですが、
全部、答えはNOです。😀
私は、心の底から、
習慣化!が人生を変える
と信じていますが、この習慣化は、
自分自身を実現し、
潜在的な可能性になっていくこと。
自分らしさを発見して、
なりたい自分になっていく。
そのための習慣化!です。
だから、成功という言葉を
私はほとんど使いません。
書いていたらごく稀なケースで、
主題をわかりやすくする
ために表現しているだけであって、
すごく少ないと思います。
もっというと、
儒教的な(君子かくあるべし)思想
ではなく、
道教的な(本来の自分、あるがまま)思想
がすごく強いです。
たんぽぽ、
ひまわり、
バラ、
さくら
はそれぞれ「違い」があるだけで、
「差」ではありません。
もちろん、
自分がひまわりだとして、
もっと美しいひまわりになる
という努力や精進を習慣化で
実現することは大好きです。
ただ、成功という一文字で、
1つの定義に単純化をして、
人生を年収や売上や特定のかくあるべし
という枠組みに落とし込んで、精進するという姿は、
私の考える習慣化ではありません。
(もちろん、これはこれで素晴らしいことです。
習慣化、躾、教育が人格をつくるという
側面は真実の1つだと思いますし、
立派だなーと思います。
ただ、それは指導者、教育者がやる仕事であり、
私の習慣化を学びにきてくださる人の中にも
飛び抜けてこれらができる人がいるので、
そういう方にお任せしたい)
私が一番重視しているポイントは、
自分が何者であるか、
どんな人間であるか、
自分を深く、深く、深く、深く、
それこそ、本質を知り、
その本当の生来の自分になっていくこと。
まずは最初にこれを実現させたいのです。
なぜならば、この本来の自分という、
本質には強烈なモチベーションの源があり、
寝ても覚めても熱中できる情熱、
自然な力の根源があるからです。
モチベーションを高めるとか、
行動を継続しなければというよりも、
好きだから結果続いているという
結果になっていき、
全てがうまく循環するメカニズムが
備わっているからです。
本当の意味で、
人生を最適化していきたいなら、
自分の、本来の役割や自分自身を深く感じ取り、
発見し、それになっていくこと。
これが一番、
人生を自分らしく生きていく秘訣だと
信じています。
私は、その目覚めるためのコーチで、
求道する仲間。
自然の力は偉大であるのと同じで、
本来の自分になっていく、
そこから自分の潜在的な可能性を
開花していくことほど威力のあることはなく、
結果的に継続になり、精進し、
それが誰かの貢献になっていく。
自分も充足を感じ、
誰かの、社会の役にも立っていくという
次元に上がっていきます。
そのためには、
まずは、自分の種を知ることが一番重要です。
習慣化は、手段であって、目的ではありません。
私には、
クウォリティ・オブ・ライフ(生活、人生の質)
を高める習慣化を提供したいと思って、
本を書いたり、事業を運営しています。
私たちが一番提供したいことは、
「今日もいい1日だったなーと」
充足を感じる実感であり、
「やりがい、生きがい、働きがい」
がある人生を歩んでいるなという
地に足がついた感覚です。
そのためには、
日々の習慣化が継続的な、
生活の質を高める手段になります。
そして、結果的に、
その本質を探求していくと、
「放電をなくし、充電を増やしていく」
放電は、自分の気分や気持ちを下げる行動や出来事
充電は、自分の気分や気持ちを上げてくれる行動や出来事
です。
人それぞれ、放電と充電は違うでしょう。
また、時期によって、仕事の繁忙期、
上司が変わったり、夫婦喧嘩が絶えなかったり
する時期もあるでしょう。
だから、習慣化というのは、
自分の現状の生活の質(クウォリティオブライフ)を
捉えるところからスタートしていくことが第一ステップです。
書く瞑想という本に書きましたが、
現状の放電が、
寝不足でつらい
肩こり、腰が痛い
未完了の仕事が多過ぎて終了できるか不安
と書いたときに初めて、
何を習慣化していくと
生活の質を上げることになるのかがわかります。
寝不足で辛い
(7時間寝る。そのために、23時、6時起きを目指す)
肩こり、腰が痛い
(お風呂上がりにストレッチをする、
もしくは休憩時間に首肩ストレッチをする)
という習慣が見えてきます。
これらが習慣的に必要な理由は
明らかだと思いますが、
日々発生してくる放電行動だからです。
逆に充電も同じです。
本を読むと豊かさが高まる
家族で夕食を食べることができると
繋がりを感じられる
ジムに行って運動できた日はやっぱり気持ちが良い
ということが自分の日記から見えて来れば、
その行動を習慣化していくと
継続的な生活の質(クウォリティオブライフ)を
高めることができます。
だからこそ、
習慣化は目的ではなく、QOLを高める手段なのですが、
それは自分の生活を言語化する「放電、充電日記」から
始めることを推奨しています。
こうすると、
行動と感情が良くなります。
結果的に、
生活の質の点数が高まっていきます。
しかも、継続的に。
これが短期の軸である
クウォリティオブライフを高める習慣化です。
一方で、中長期の軸で言えば、
自分の仕事の働きがい、生きがい、
自分らしさを得て生きているという
実感が重要です。
本来の自分と違う生き方をしていると、
必ず、その不得意、弱み、他者否定、自己否定
というシステマティックな悪循環として、
フィードバックが返ってきます。
本来の自分とは違うことをやっても
うまくいかないし、仮に根性で頑張ったところで、
弱みを強みにすることはできない。
と私は思っています。
強み、本来の資質を輝かせることをすれば
結果的にうまくいく。
私であれば、
色々やりましたが、
メソッド開発者、
コーチング
という役割が自分らしさを輝かせる
本質だと思っていて、それを続けております。
(というよりは気がついたらそれを
やり続けていたと言った方が
正しいかもしれません)
やめようとして、やめられない
という役割こそ、強み。
そんな役割や本質とは何か、
これらは鍛えるものではなく、
内なる探求をして辿り着くものです。
この本質を輝かせていくと、
自然と自分が好きなこと、やりたいこと、
そして誰かの役に立つこと、貢献軸が見つかり、
それが役に立つと、仕事になったり、
ライフワークになるという
システム的な好循環のスパイラルです。
その大元は、
「やはり、自分という唯一無二の存在を知り、
それになっていくこと」
だと思います。
そして、そこから未来が見える。
どうしたいかが希望やビジョンが見える。
そこには、精進、継続、自分を高めていく必要があり、
その憧憬に向けて歩むには、「継続は力なり」
という世界観にたどり着く。
だからこそ、巡り巡って、
本質が輝く生き方には「習慣化」が重要
ということに舞い戻ってきます。
習慣化というのは、
探究するほどに深い海のようなものであり、
登ったかと思うと次なる山が見える
山脈のようなものです。
将棋の谷川名人が、続けてこれたのは、
「将棋の奥深さ」にあると言っておられたのを、
先日新聞で読みましたが、
「習慣化の奥深さ」に魅了されている一人が私です。
ということで、12年かけて、
ぐるぐると行動変容的な習慣化から
思考、感情、ビリーフ、本質、環境など、
人生に与えるパターンを研究、探求して、
舞い戻ってきたことは、
結局、
「豊かに生きる」
こと。
そのために習慣化が鍵。
ということでした。
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