習慣化コンサルタントの古川です。
唐突ですが、
ビリーフとはどういうものかイメージしやすいように、
「ホリエモン の号泣秘話」からご紹介したいと思います。
以前、堀江貴文 さんが、
「解決!ナイナイアンサー」という
テレビ番組に出演していました。
堀江さんと 10名以上の辛口コメンテーターが
同席するものです。
テーマは、「ホリエモンはなぜ嫌われる?」。
数名のコメンテーターがバブル時代に
豪遊していた堀江さんは、
金の亡者だと批判します。
堀江さんはいつもの強気な態度で、必死に
「自分は拝金主義ではない」と主張するのですが、
周りは行きすぎた拝金主義の先に、
粉飾決算があったのだと激論になって いました。
ここで興味深かったのは、
心理カウンセラーの心屋 仁之助 さんによる、
他のコメン テーターとはまったく異なる
アプローチの分析です。
「堀江さんは、実は寂しさを紛らわすために、
前に進んできたんじゃないか。
やって もやっても心が収まらず、
次、次、次と忙しさで寂しさを紛らわせているのでは」
と 分析します。
さらに分析は、幼少期に至ります。
「堀江さんは過去から逃げるために、
今を一生懸命生きているのではないですか?」
そして、子どもの頃は親との関係はどうだったか?
と問いかけます。
堀江さんは、幼少時代のことを話します。
「僕のなかで、幸せな家庭のイメージがない。
僕の場合、一人っ子で兄弟もいないし、
親も共働きで、家に帰っても誰もいなかった」
「母親は自分を本当に褒めたことがなかった。
一番ムカついたのは、東大に合格したときに近所で
『まぐれですから』と言ったこと。
『東大にまぐれで受かるか!』
と私はキレました。
大学で上京してからは
ほとんど家には近づいていない」
と言うのです。
月日は流れ、堀江さんは東京大学に入って、
在学中に会社を立ち上げて
ベンチャー 社長として事業で成功します。
そしてお金持ちになると周りが認めてくれる、
周りが ちやほやしてくれるようになりました。
心屋さんは、堀江さんは寂しい過去の自分に戻りたくなくて、
その心の穴を埋める ために勉強して、
東京に憧れて、起業して、働いて、
必死になっていると分析します。
つまり、「もっと、もっと」と追求して、
事業拡大する行動に出るのは、
周りからは拝 金主義に見えますが、
本当は「もっと愛されたい」
「孤独から逃がれたい」という
心理が引き起こした行動だったというのです。
あれだけ何を言われても反発する堀江さんでしたが、
この心屋さんの分析に対しては素直に
「そんなこと初めて言われた」
「仰るとおりだと思いますよ」
と認めました。
心屋さんは、でも「自分は愛されない」
という認識については、
堀江さんが自分を誤解しているんです
と言います。
心屋さんは、
「過去を見つめ直して、
田舎にいたときの自分を認めてあげては
いかがでしょうか?」と言い、
そしてお母さんと向き合ってくださいと提案します。
堀江さんは、
「絶対にそれはない!ムリムリ」と猛反発。
そして、番組の最後に、
堀江さんの母親からの手紙が読まれます。
これはサプライ ズで堀江さんは知りませんでした。
そこには、母親としての堀江さんへの愛情が溢れていました。
堀江さんは号泣しながら
この人は愛情表現が下手くそなんですよ。
不器用な人。
そっくりそのまま自分が似ている。
私も部下や社員を褒めない。
変なところだけ似た、
と言葉をつまらせていました。
このように、一見拝金主義に見える行動は、
「私は愛されない」というビリーフから
生まれていたのです。
こう聞くと、あなたも心の奥の見えない何かに
突き動かされているときがあるように
感じられませんか?
自分と人生を変えたいのであれば、
私たちを操るビリーフを変えることが重要なの です。
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