危機感こそ真の成長を促す「今のままではマズイ!」をバネに変える習慣 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

「後輩が入ってきて、めきめき頭角を現してきた。

このままでは抜かれてしまう」

 

「同期が大きな成果を上げている。

このままでは自分はどんどん差をつけられる」

 

「全く新しい部署・職種に移動させられた。

右も左も分からない」

 

こんな危機感があるとき、

私たちは「本気!」になります。

 

私たちが飛躍的に成長するときは、

「今のままではマズイ!」と危機感を持った時

ではないでしょうか?

 

今日は、成長スイッチがONになる

心理メカニズムと具体的な方法をご紹介します。

 

 

☆現状領域と変化領域

 

以前、無印良品を展開する

良品計画の元社長松井忠三氏が講演で

 

「グローバル人材をつくる秘訣は、

英語ができなくても優秀な人材は

まず現地駐在させてしまう。

 

ある意味で泳げないうちに

海に落されるようなものだが、

環境的に話さざるを得なくなれば勉強する」

 

という趣旨のお話をされていました。

 

まさに、「今のままではマズイ!」

を作り出し成長を促す人材育成と言えます。

 

 

私自身にも苦い経験がたくさんあります。

 

社会人4年目を迎えた時、

仕事のマンネリ感は最高潮に達して、

惰性で仕事をする日々が続いていました。

 

忙しいわりに惰性で仕事をしているので

精神的には辛いものです。

 

ただし、

マンネリ化した日々はある意味では安心があり、

どっぷりと現状領域にはまっていました。

 

そんなところに、新入社員が入ってきました。

 

やる気に満ち、

わずか1年でメキメキと成長してきました。

 

こんな彼を見るにつれ、

 

「このまま2年、

今のような意識で働き続けたら抜かれてしまう」

 

という危機感を持ちました。

 

私はそれまでの仕事に加えて、

上司に新しいプロジェクトの立ち上げを志願しました。

 

新しく社会人学校などにも通い、

自己啓発に力を入れました。

 

これは後輩という刺激により、

現状領域から変化領域に入れたから起きた

意識の変容であり、行動の変化でした。

 

 

これをもう少し心理的に解説します。

 

私たちの心には2つの領域があります。

 

「現状領域」とは、無意識が望む

「変化のない世界」です。

 

ここは安心で安全な領域です。

 

たとえば、

自分の能力の範囲で確実にできる仕事をこなす、

いつもとまったく同じ行動パターンを繰り返す、

気心知れた仲間と過ごす、などです。

 

すごく快適で安心ですが、

ずっと安住すると退屈さや成長感のなさも

同時に味わってしまいます。

 

一方、「変化領域」とは未知の世界です。

 

たとえば、まだやったことのない

初めての仕事であったり、

自分の能力を最大限発揮しても

うまくいくかどうかわからない挑戦、

これまでとは違った世界の人と会うなどです。

 

この領域に進むには、

失敗のリスクや恐怖、不安がつきものです。

 

居心地は凄く悪いのですが、

この領域にこそ成長があります。

 

居心地の悪いところに宝あり。

能力が拡大し、視野が広がり、人脈も拡大します。

 

決して、「現状領域」が

悪いと言っているわけではありません。

 

いつも変化とリスクばかりの生活では

疲れてしまいます。

 

しかし、「現状領域」を維持することは

無意識が自然とやってくれるものです。

 

変化し、成長し続けるには、

無意識の引力を跳ね返し、

意志と勇気を持って「変化領域」に足を踏み入れることです。

 

「停滞メカニズム」から

「成長メカニズム」に転換するためには、

いかに「変化領域」に入っていけるかが

最大のカギとなります。

 

 

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