習慣化コンサルタントの古川です。
私は、多くの経営者やビジネスパーソンの
個人コンサルティングを行なってきました。
１０年前はベンチャー起業家を集中的に１００人、
個人コンサルティングを行ないました。
爆発的に成果を出す人の特徴は
この２つの集約されるのではないかと思います。
それが「１０年思考」と「１０倍思考」です。
１０年思考で複利成果を狙う
１０年思考とは、
１つのことを成し遂げるのに長期的に考え、
粘り強く継続する思考です。
人間どうしても目先の利益にこだわりがちですが、
成果を出す人は、長期的な視点を持って
努力とお金を投資し、粘り強く継続しています。
農業で言えば、しっかり土を耕し、
種を撒き、肥料をあげて収穫を迎える。
春夏秋冬の巡りがあって
その時期に会った方策をとるのです。
「桃栗三年、柿八年」
だから１年、２年で結果がでないことに嘆かない。
忍耐強く、コツコツと努力を積み上げていく。
うさぎとカメの童話で言えば、
「カメの精神」です。
徳川家康と言えば、
不遇の幼少期から天下統一を果たし、
征夷大将軍になったのは６１歳の時です。
人生五十年と言われる時代において、
関ヶ原の対戦までずっと機を待つ精神は
凄まじいものがあったと思います。
日光東照宮にある
徳川家康の墓石にたどり着くまでには
長い長い階段があります。
その途中に家康の遺訓が石碑になっています。
「人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」
人生レベルの長期視点で
戦略を取ってきた人の思考だと思います。
まさに長期的に考えるために心に刻みたい言葉です。
また、野球で言えば
日米通算安打数で世界記録を作ったイチロー選手。
彼の言葉にも１０年思考を物語るいい言葉があります。
「小さいことを積み重ねることが、
とんでもないところへ行くただひとつの道。」
些細な例ですが、
私は独立して１０年経ちました。
ずぶの素人からコーチングをスタートしたときは、
未経験の分野でやっていけるのかと言われ続けました。
しかし、
１０年試行錯誤しながらも振り返ってみると
１０年あればたくさんの経験が積めます。
１０年あれば、素人も玄人に変われます。
問題は同じ情熱で続けられるかどうかだと思います。
私とコーチングを始めた同期で
現在も継続している人は５％以下です。
いかに、継続し続けることが難しいかだと思います。
しかし、１つのことを粘り強く継続していると、
複利的に成果が出始める時期がきます。
それは、英語学習でもブログでも
読書でも同じことが言えるでしょう。
明日は、「１０倍思考」
１０倍思考で爆発的な結果を出す
を書いてみたいと思います。
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