習慣化コンサルタントの古川です。
条件づけの理論で最も有名なのが
イワン・パブロフの実験。
「パブロフの犬」です。
食事を食べると唾液が出る。
ベルを鳴らすだけで唾液を出すようになるというもの。
今日は、アメリカの行動主義の理論家である
エドワード・ソーンダイクの
「効果の法則」から習慣化のヒントを得たいと思います。
心理学大図鑑 p64より引用
刺激ー反応連鎖に満足ないし喜ばしい結果がついてくるとき、
そうした反応は刺激と「いっしょう強固に結合され、
その結果、そうした反応が生じたばあいには、
それらはますますくりかえられる方向に向かう」ようになる。
つまり、それらは神経結合として「刻みこまれた」のだ。
逆に、刺激ー反応連鎖にいらだたしい、つまり、満足の
ゆかない結果がついてきたばあいには、
刺激と反応のあいだの神経結合は弱まり、最後には
「なんのプラスにもならない行為は抹消される」結果に終わる。
私たちが当たり前に経験していることですが、
行動主義心理学の実験からも上記が導き出されて射ます。
たとえば、ジムに行き始めたとします。
最初の1週間、2週間、
ジムにいく日々に爽快さを感じて、
「毎日ジムが良いができている自分に満足する」
とします。
これは刺激と反応がポジティブサイクルで回っているからです。
しかし、一旦仕事の繁忙期や体調不良で1週間いけない
日々が続くとどうなるでしょうか?
ジムに再度通うのが億劫になります。
刺激と反応の神経結合が弱まるからです。
習慣化で重要なのは、
初期段階でこのポジティブな神経結合をつくることですが、
その結合を失った時に、また再結合し直すこと。
これが一番のテーマではないでしょうか?
再度、快感を感じれば、その行為は復活します。
習慣化では、
行動と快感のサイクルをどれだけ良いものにするか
つまり、楽しいこと、ハードでも終わった後に超快感がやってくる
などの習慣と感情の結合をどのように設定するか、
そして、その結合を失った時にまた再度どうやって
取り戻すかの2つが本質だと思います。
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