習慣化コンサルタントの古川です。
アブラハム・マズローが唱えた
欲求段階説。
生理的欲求、安全欲求、所属欲求、承認欲求、自己実現欲求
自己実現欲求で生きる人になるためには、
どうすればいいか?
「人間性の最高価値」(アブラハムマズロー著)
から7つの具体的な言及があります。
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1.全面的に没頭する経験を持つこと。
自己防衛も気取りも恥じらいも忘れるほど何かに打ち込むこと。
このような瞬間に「幼い頃の純粋さ」を取り戻す
2.人生は選択の連続であり、人間的に成長するか退化するかは
その選択次第だと認識すること
3.自己の存在を意識し、親や社会の声ではなく、
自らの声に耳を傾けること
4.正直に生きることを心に誓い、自分の思考や感情に対して
責任を持つこと。たとえ評判を落とす結果になっても、嫌なものは
嫌だとはっきり言うこと。
5.意欲的に仕事に励み、能力を最大限に活用すること。
どんな分野の仕事でも、最高のレベルをめざすこと。
6.自分の心理的防衛を見極め、それを放棄しようと努めること
7.なるべく他人のいい面を見るように心がけること。
つまり、「永遠の様相の下に」人間を見ること。
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このような記載があります。
なるほど、真をついている。
私なりに簡単な言葉で生理すると、
自己実現している人は、
1.今この瞬間に没頭するワクワクする活動時間を増やす
2.全ては自分の選択次第であり、選択肢を手中に生きる
3.自分の魂の声に従って生きる
4.自分の魂が求めることにyesを、魂が拒絶することにnoを言う
5.最高の努力をし、goodではなくgreatを目指す
6.自分を苦しめる無意識の信念から解放される
7.性善説、他人の長所を見て人間関係を築く
という特徴があるというのです。
理想論はその通りですが、この本質を知るには
逆を想像すると「なるほど!」と腑に落ちやすいかもしれません。
条件を裏返しにしてみると、
こんな状態が自己実現と程遠いということになります。
1.常に今心ここにあらずと、忙殺されて疲弊していて、
2.周りの環境に自分は振り回されていると感じ
3.自分の魂が明らかに拒絶する仕事、人間関係の中で生きていて
4.周りの評価を良くするためにやりたくないことも抱え込み
5.やりたくないことだからと、ほどほどの努力で妥協し
6.自分の過去のビリーフに苦しめられ
7.他人に対して性悪説を持ち、他人の足りない欠点ばかりが目につき
人間関係がギスギスしている。
確かに辛いですね。
私の過去にも当てはまる時期がありましたが、
本当に自分を生きていない、しんどい時間でした。
みなさんはどうでしょうか?
まずは、1つ1つ実現していく、
理想的な生き方、自己実現的生き方に近づく
習慣を身につけていくことが重要だと思います。
こう考えると、改めて、
私は自己実現的生き方のための習慣を
本やセミナー・ブログでお伝えしていることに気づきました。