人生観を些細なことから見つける | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

「男はつらいよ」

(若い世代の方は見たことがないかもしれませんが)

がよくテレビ放映されていました。

子供の頃に見ていて、幼心に、寅さんのこの言葉に魅了されていたなーと

思い出しました。

 

ヒロイン:寅さん、いつもこんな風に旅してんの?



 

寅さん:おぅ、風の吹くまま、気の向くまま、

好きな所へ旅をしてんのよ。まぁ、銭になんねぇのは玉に瑕だけどな。



 

ヒロイン:そんな人生もあんのね。あしたは何をするか、

あすになんなきゃ決まらないなんて…。いいだろうな…

 

 

こんな風に何にも縛られず、好奇心の赴くままに生きることが

できたら幸せだろうなと小学生の時に感じた自分を思い出します。

 

 

もちろん、文字通りの寅さんに憧れているわけではありません。

ただ、毎日旅だとつまらないし。

 

 

それよりも好奇心の任せるままに、自由に生きる。

とらわれることなく、縛られることなく。

 

 

この価値観を朝から瞑想をしながら、感じていました。

 

 

私は海外に一人旅をするのが趣味です。

まさに寅さんのように風の吹くまま、気の向くまま、

宿泊場所だけは決まっていますが、1日のプランはなし。

 

アモイでも、ベネチア、アムステルダムでも

観光ガイドに載っている名物の場所に行くより、

メインストリートから離れた、人の生活感のある住宅街に行きます。

 

ふらふらとそこの住んでいる人の息吹を感じ、生活を想像しながら

歩きます。

 

美味しそうなものを見つけたら、時間に関係なく食べ、

どこにたどり着くのかわからないバスに乗って、

景色をただただ眺める。

 

 

薄暗くなってきたら、

そろそろホテルの方向に向かおうか!と

きたバスでそのまま戻ります。

 

 

ホテルの住所と電話番号だけあれば

最悪タクシーでも帰れますので安心です。

 

 

中国のアモイで先日講演をしたときも

観光案内をしてくるという現地スタッフの方の

ありがたい申し出を断り、ふらふらと4時間気ままに

街を歩きました。

 

 

そうそう!これこれ!

と思いながら歩き、そして自分の人生にもそのまま

当てはまるなーと。

 

 

発想するままに本を書き、力尽きたら執筆を終えて、

気の向くままにドライブに行く。

 

1日1生で味わい尽くし、また次の日をむかえる。

 

基本的にこういう生活を求めている自分が

いることを感じます。

 

 

でも習慣は重要。

リズムを壊しては、結局1日の充実度が下がる。

 

でもあまり決めすぎない。

 

最高の状態を作り出すセンターピンを作っておけば、

あとはそれでいい。

 

 

規律と柔軟性のバランスをどのように作るかは

さじ加減ですね。

 

 

自分の理想の生活習慣とスケジュールを見ながら、

2017年1−3月はそういう

寅次郎ステート(状態)で生活すること。

 

そのために、スケジュールは

徹底的に手放して真空状態をつくっています。

 

 

さあ、3ヶ月は寅次郎ステートで、

創造生活をします。

 

 

このように、私は10年前とは違い

ガチガチの目標を立てるというより

どの価値観を中心にして生きるか、

を決めることが多くなりました。

 

というより、それをしないと

目標達成志向の強い私は、目的を忘れ、

幸福を忘れて遮二無二、そのターゲットに向かってしまう傾向がある。

 

だからステートを目標にすることが多くなりました。

 

 

ご参考になるかわからない話ですが、

たまには自分のことを語ってみようと思って

書いてみました。