習慣化コンサルタントの古川です。
平尾誠二さんといえば、ミスターラグビーと
言われるほどの大スター。
私も男らしさに憧れていました。
でも53歳にして逝去されました。
とても残念です。
私は、高密度化の表現のときに平尾さんの
言葉を例に出すのですが、
次の言葉、とてもいい名言なので、紹介します。
平尾誠二さんが大切にしている言葉。
「力を出し切れ!出し切らないと力は増えない。」
次の話は、平尾さんが日本の総監督になったときに
インタビューで答えていた内容の引用です。
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山口良治監督に言われた言葉で、
「手を抜くな」という言葉がありました。
大差で勝っている時の試合でも叱られたことがあるんですが、
人間は全力を出すから力が増える。
10ある力を今日ここで全部出し切ったら明日は10.01になる、
そしてまたそこで全部出し切ったら、次に日には10.02になる。
逆に10ある力を9しか出さずに終わったら、
次の日には9.99に目減りする。
そこがお金と違うところで、お金は使わなければたまっていくだろ!
って言うんです(笑)
僕にとっては一番心に刻み込まれた名言です。
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いい言葉ですね。
全力を出し切るから増える!
確かに、仕事でも最高の集中力を発揮し続けるからこそ、
集中力の総量は増える。
能力も、ちょっと無理目の仕事に挑戦して初めて、
能力が拡大する。
必死に必死に手を伸ばして、限界ギリギリ、もうアウトか・・・
というとき、拡大していきます。
ラグビーの表現で、大差でも手を抜くなは
勝っても、力が減ってしまう試合をするとチームは弱くなるのですね。
試合中の時間あたりのチームパフォーマンスが
問題なのであって、勝っているか負けているかではない。
限界ギリギリのステートでプレーしているかどうかを
見るからこそ、常勝チームになれる。
仕事にも当てはまる教訓だと思います。
そもそも力を出し切るためには、
挑戦、無理目の目標に手を伸ばさなければ
力を出し切るのが難しいものです。
自分で力を出し切る工夫と集中をする
習慣が重要ですね。
リスク領域に常にいなければ
能力は拡大しない。
でも今日1日の仕事を1時間早く終わらせる
挑戦でも十分能力を出し切ることができます。
つまり、挑戦レベルは仕事内容のハードルを高くするか、
投入時間を減らして工夫して仕事を進める方法のいずれか。
ぜひ、完全燃焼感で1日を終えられると、
100の力が、101に明日増えている。
そう信じて、私も完全燃焼します!!