習慣化コンサルタントの古川です。
行動する!習慣化する
これは、私にとって激しく価値を感じる
ところであり、どこまでも研究出来る分野です。
さて、行動については科学があります。
行動できるようになるためには、
3つの理論があります。
興味深いのでご紹介します。
①条件づけ理論・・・パブロフの犬
ロシアの生理学者パブロフの実験。これは有名ですよね。
鈴を鳴らすとよだれを垂らす。
私たちも行動するときに条件づけを使うことができます。
たとえば、家のドア。
うちは子どもが小さいので、部屋のドアの近くで
遊んでいることが多いのです。
勢いよく開けてしまうと、
頭を打ったり、大変なことになります。
そこで、条件づけを使いました。
ドアをノックしてから入るようにしたのです。
ドアをノックすると、「あっ、ゆっくり開けなきゃ」
と思い出せるのです。
裏を返すと、ドアを開けるという行為は
これまで「10万回以上」やってきたので、
意識してゆっくり開けるというのは難しいのです。
そこで、ドアをノックする→あ、その先に子どもがいる→ゆっくり開ける
という条件づけをつくったのです。
そして、何度も何度も練習したのです。
めでたく条件づけが完成しました。
しかし・・・、家の全てのドアをノックするクセがついて
子どもがいない部屋までもノックしているのです。。(笑)
恐るべし、条件づけ!
古典的条件づけといいます。
②快・不快理論・・・スキナーのラットの餌
箱の中にネズミを入れてレバーを押させる。
そうすると餌が出る。だからネズミはレバーを押すようになる。
快感が得られると分かっているから行動する。
逆に不快な感覚が来るとやめてしまう。
私たちも快感が大きいことはやるし、
不快なことはやめてしまう。
オペラント条件づけといいます。
③観察学習理論・・・子どもの真似
最後に観察学習です。
子どもは親の言動や言葉を真似します。
真似をするというのは、1つのスキルなのです。
私たちも先輩を真似して上達したりします。
観察するだけで行動が変わる
これがモデリングという理論です。
私たちは3つを習慣化するときに
スキルとして応用できます。