着替えてから準備すると最善主義になる | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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を使命に、日々の気づきを発信しています。



習慣化コンサルタントの古川です。


海外旅行の準備をするときに、1つ1つ積み重ねていくと
途方もなく時間がかかることがあります。


でもどれも準備に必要な気がする。
そんな時は、終わりから発想することが重要です。

期限と終わりから考えれば、必要なプロセスや準備が見えてくるものです。
しかし、言葉とは裏腹に簡単にできるなら苦労はしませんよね。


そこで、何時に外出をするかを決めたら、
次は「洋服を先に着替える」ことをお勧めします。

通常、着替えは最後のステップでしょうが、
このステップを最初にやることで、終わりから逆算して準備を
することができるようになります。


終わりの作業を最後にやると、最低限抑えなきゃ行けないことから
順番に準備ができます。


たとえば、
・ パスポートとお金、カード
・ チケット
・ バッグを出す

を入れたかどうかを先に終わらせます。

最悪、今出発と言われても最低限でかけられる準備があると
「間に合わないかもしれない」という潜在的な恐怖の声から
逃れることができます。

あとは可能な範囲で準備するというマインドに慣れると気が楽になる。


終わりからスタートする。
それが資料作成であれば、30%のたたき台かもしれませんし、
プレゼンならばストーリーを完成させることになるでしょう。


いずれにしても一旦大枠を定義できると、中身のブラッシュアップに
時間をかけることができます。
大枠ができると安心感があります。

全体感が見えるので、そこから最善主義を働かすことが
できるのです。


私は小説のシナリオを習っていましたが、
長編小説を書き上がるのに3年かけるより、原稿用紙20枚の
超短編ストーリーを20本書いた方が、練習になります。


ストーリーを完結するという体験がなければ、物語を良くすることは
できません。

旅行のバックも同じですが、全てのものには制限があります。

制限の範囲で最善を尽くさなければなりません。


小説でもどんなに長編でも1000ページを超えられません。
冗長になります。ということはあれもこれも詰めることはできないので、
覚悟して削る作業が必要なのです。


それが物語を完結させる経験が必要な理由です。


さて、論旨が分かりにくくなったかもしれませんが、
大枠・全体性を持たせると最善主義は働く。

そのために、終わりの作業からスタートすることを
ご提案します。