先日、ある雑誌の取材を受けました。
テーマは、30代、40代の憂鬱。
この雑誌の取材を受けたのは、調査した
データが大量にあったので興味を持ったこと。
さて、どのような憂鬱があるのか。
・以前より仕事が「つまらない」だと思うようになった。
・友達がいなくなった。休日は一人で寝て過ごす。
・一年間があっという間に過ぎて何も変わっていない
・職場にお手本となる人がいなくて次が見いだせない
・恋愛をしなくなった。一人でいい。
・結果、おしゃれ、化粧をしなくなりそんな自分でいいのかと不安になる
など大量に調査データがありました。
取材で意見を求められていて、共通することは、
たった1つ。
「変化していない!」
ということ。
私たちはすぐにパターンの呪縛にハマります。
特に、安全・安心・安定という3つの利益を得る代償として
退屈、停滞感、閉塞感を引き受けることになります。
私がよく説明するのが、この図。

現状領域に留まっていると、マンネリ・退屈・停滞感・閉塞感が出てきます。
上記の例は、まさに「いつも通り」の現状領域の住人になりすぎて
変化していないことが根本的な問題です。
つまり、仕事がつまらないのは、
適職ではないというより、退屈になっている。
それは、挑戦をしていないから。
自分の能力以上の挑戦の場があれば、退屈感は消えて、
リスクと刺激がやってきます。
それをどうやって生み出すか!
人間関係も同じです。
友人がいない、一人で過ごす
これがパターンになってくると一番楽です。
でもこのパターンの呪縛からは出会いは生まれません。
面倒でも新しい人間関係を作りにいく必要があります。
趣味を初めて見たらどうでしょうか?
社会人勉強会でもいいでしょう。
テニスサークルでも、ジョギング同好会でもいい。
大好きなことを初めて、その仲間を見つけると
友人も出来る。
その中から次のヒントが見えてきます。
ポイントは、小さく変化する!挑戦すること。
現状領域に暮らしすぎているとそこから変化するのは
怖いものです。
現状領域と変化領域の間にある塀が高くなって
抜け出せなくなる。
だからこそ、毎週小さな挑戦・変化を3つやってみることを
お勧めします。
変化する習慣こそ、可能性を開く鍵だと私は考えます。