波乗り型経営者の人事発想 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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を使命に、日々の気づきを発信しています。


習慣化コンサルタントの古川です。


山登り型、波乗り型の概念をブログでも
本でも紹介しております。


この概念は、非常に深くて立体的に理解するしか
ないので、今日は波乗り型の発想の典型を紹介したいと思います。


山登り型タイプは、

目標を明確に描き、それを実現させる詳細な計画を元に、
行動や習慣を繰り返し、着実に行動し理想を追求していく

波乗り型タイプは、

プロセスを細かく決めず、大きな方向性だけを定めて、
人との出会いや機会・自分の直観を元に臨機応変に行動し理想を追求していく



最近、サイバーエージェントの藤田晋社長の人材採用の話を雑誌で読みました。


彼の発想は完全に波乗りタイプです。


通常、人材採用の方針は、事業計画からスタートして、どのような人材を
採用するのかを決めます。


新卒、中途採用の方針を含めて。



しかし、藤田さんの発想は逆。


まず、優秀な人を採用する。
そして、その人たちと一緒に事業をつくって会社を発展させる。


一見偶然性だけに見えますが、そうではありません。



彼には毎年、非常に高い売上げ目標があるので、
達成する義務があるし、必ず達成させる執念を持っています。


しかし、これはあくまで目標。
そのプロセスはどのように達成するか、どの事業で達成するかは
少なくとも中期では、優秀な人材がどのような事業を発想するかで
変わってくるということです。



情熱の高い、良い場をつくること。
その良い場がお互いを刺激し、事業を生み出してくれる。


リクルートという会社もまさにこの典型です。
創業者の江副氏が波乗り発想だからでしょう。




いずれにして、波乗りタイプの発想の典型だったので、
紹介してみました。