習慣化コンサルタントの古川です。
今回はメルマガでも乗せた紙上コンサルティングを
ご紹介します。
あるセミナーで公開コンサルティングをしたやりとりです。
相談者の方は士業の方で、独立してお仕事をしている方です。
このやり取りはテーマが徐々に変わっていく例ですがよくある例です。
臨場感のあるやり取りなので、習慣化のヒントを得てみてください。
相談者:早く起きたいと思っています。なかなか早く起きられなくて。
古 川:「早く起きたい!」がテーマなのですね。今何時に起きていますか?
相談者:9時です。
古 川:(ホワイトボードに書きながら)9時に起きて、次に何をしますか?
相談者:10時に仕事を始めますが、メールやネットをしてしまいます。
11時からようやく資料づくりをしますが、本当に気合いが入るのが12時半です。
そこから20時ぐらいまでは結構集中できます。
古 川:なるほど、そこで○○さんの問題は何ですか?
相談者:だらだらして仕事非効率になっていることです。
古 川:起きる時間そのものが問題ですか?
それとも起きてから12時半までだらだらすることが問題ですか?
相談者:あー、後者です。
古 川:では、早く起きられないことが問題ではないですよね?
早起きは一旦置いておきましょう。習慣化は1度に1つが原則です。
仕事をすぐに集中して始められる習慣をテーマにしましょう。
相談者:はい、それでお願いします。
ワンポイント解説
(ここで大切なポイントは、最初に出てくる習慣化のテーマとは変わってくることです。
このケースの場合、早起きを努力しても本当の問題は解決しません。
多くの場合、本当の問題はこのように質問をして探っていくことで見えてきます。)
古 川:では、だらだらしないで始められるときはどんな時ですか?
必ず、うまくいっている日があるはずです。
相談者:大好きな期限のない仕事をしている時ですね。
期限があるとどうしてもプレッシャーを感じて先延ばししてしまいます。
古 川:では、大好きな期限のない仕事を朝10時に手をつける習慣をやってみてはどうですか?
相談者:それは楽しく始められると思います。
古 川:大好きな期限のない仕事リストをつくって、前日に1つ設定しておいてください。
○○さんの場合は、一旦集中すると波に乗れるので、
スタートを良くする1つの作業を用意しましょう。
相談者:それは楽しみな1日のスタートになります。
古 川:是非、頑張ってください。
どうでしょうか?
私は、拙著「やめる習慣」でボトルネックとセンターピンを明確にする!
というのを原則に入れました。
今回で言えば、本当のネックはだらだらする、
それは期限の迫っているプレッシャーの大きい仕事に
手をつけようとしていたからでした。
センターピン(1つの効果的な行動)は、
毎日、期限のない楽しい仕事を1つ決めて最初に手をつけることでした。
あなたのケースに当てはめてください!
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