習慣化コンサルタントの古川です。
仕事で成果を出すために必要なことは色々ありますが、
その中でも最も大切なことは、本質を見抜く洞察力、
本質をつかむ力ではないでしょうか?
議論をしていても、ビジネスでの作用点を掴むにしても
本質が理解できないとうまくいきません。
仕事ができる人は、直観的に本質をつかむのが上手です。
だからピンポイントでツボを押さえてくる。
さて、物事の本質をつかむためにどんなトレーニングの習慣が
あるかですが、3つ習慣をご紹介したいと思います。
1つは、難しい概念を簡単なものに例える習慣です。
経済や物理、ITなどの分野を理解するのは難しいものです。
そんな時、誰もがわかる身の回りの物に例える練習をすることです。
AKBをプロデュースした秋元康さんは、
秋元康の仕事術の中で
企画を様々な身近な例やインパクトのある言葉で例えています。
「企画というのは誰もが知っている食材で料理を作るのが基本です。どこにでもある食材の
新しい使い方、新しい組み合わせが企画です。」
面白い企画とは
「最大公約数は避けろ、最少公倍数を目指せ」
「記憶に残る幕の内弁当はない」
「みんなが行く野原に野イチゴはない」
「過去にヒットしたものの中から次のヒットを探しては、
バットに当たることはあっても、ホームランはありえない」
「時代は合気道のようなものだ」
「安全な山は上らない」
企画力はみんな人それぞれだ。
「ほんとうは10人いれば10人の得意料理があるんですよ。自分が得意なのはインド料理
なのに、隣のイタリアンや日本食を見て、
「ああいう風にやらないとダメなのかと落ち込む必要は全くないんです」
このように難しいものは、すぐに身近なもので
「つまり~なようなもの」と強引に例えてみるといいでしょう。
この比喩は本質がつかめているから別のものに例えることができるのです。
本質をつかめていなければ、比喩はできません。
最初はイマイチでも徐々にうまくなります。
比喩で伝えようとすること自体が本質をつかみだす訓練にほかなりません。
2つ目は、究極の質問をする習慣です。
もしも、2週間かかる今の作業を今日一日でやり遂げなければならないならどうするか?
もしも、奇跡の解決策があって一発で解決するとしたらそれはどんなアイデアか?
もしも、すべてを始め得る前に戻れるとしたら何を辞めて、何を始めるか?
もしも、主力事業を1つに絞り込むとしたら何を選ぶか?その理由は何か?
などです。
時間や資金、人などの資源が無限にあれば手広くできるでしょう。
効果の低い仕事もこなせます。
しかし、制約があればおのずと本質を見抜いて、そこの集中する必要が出てきます。
だから制約を掛けることは重要なのです。
仕事も同じで、たまには目の前が回るぐらい忙しい時があった方が効率的・効果的な仕事のプロセスに
変化していけます。
80対20の法則でいえば、20%は何かを定義する必要性に追い込まれることが重要です。
環境に任せられないなら、自分で上記のような質問をして本質を考えるトレーニングを
していくことで本質思考力は高まります。
3つ目は、図解化する習慣です。
物事は言葉で考えているだけでは堂々巡りしてなかなか本質が見えてこない
場合があります。
複雑な事象を伴うものであればあるほどです。
その時は、右脳、直観の力を活用することが重要です。
図解の本はたくさんあるので、ご紹介するまでもありませんが、
私も本を書くときに概念を整理する時は徹底的に図解をしていきます。
すると、物事の幹と枝葉が明確に区別できて思考がすっきりします。
図解の効用は色々ありますが、本質を見抜くトレーニングとしてもお勧めです。
以上3つの習慣をお伝えしてきました。
どれも思考習慣のトレーニングなのですが、私も当然実践済みのものばかりで
非常に効果的です。
やりやすいことから始めてみてください。
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