習慣化コンサルタントの古川です。
ミルトンエリクソンという方をご存知でしょうか?
心理学を勉強している人であれば1度は耳にする
心理学会の大家、催眠療法家です。
天才セラピストとして、あっという間にトラウマや長年克服できない
心理的な問題を克服してしまうのです。
この手法に着目した2人の研究家が、セラピーの手法をまとめたのが
NLP(神経言語プログラミング)というものです。
ミルトンエリクソンのセラピーマジックの実例を1つご紹介します。
ついやってしまう辞められないことに対してパターンを変えるという手法の事例です。
「ミルトンエリクソン入門」に掲載されている事例
17歳の少年。右腕を身体の前でぐるぐる回すクセのある少年がいました。
そこでエリクソンは少年に1分間に何回回しているか数えさせた。
1分間に135回の速度で振っていた。
そこで、エリクソンは、この少年に対して、1分間に145回腕を振らせた。
次に135回に減らされて、また1分に5回増やし、10回減らすという増減が繰り返され、
ついに症状はなくなった。
ここでのポイントは、クセというのはパターンがあって自分でコントロールしていない
ということです。つい無意識にやっているもの。
エリクソンが少年に与えたのは無意識ではなく、意識的にやらせるということでした。
つまり135回を増やしたり、減らしたりすることで、自己コントロールできるようになり、
辞めることさえコントロールできるのだと体に教えたということです。
コーチングの鈴木義行氏も同じようなことを言っていました。
ある受講生がどうしても上から人を目線として見下ろしてしまう癖があるといったところ、
鈴木さんは、それでいいんです。ただその時に歌舞伎役者のようにカッコよく、目線を合わせて
くださいと依頼したようです。
すると、しばらくしてその癖は治ったとのこと。
これも無意識のクセを意識的な動作に変換することでやめることを自己コントロールできるように
した例です。
無意識のパターンを崩す。
これがミルトンエリクソンのマジックの1つでした。
また機会があれば別の例もご紹介します。
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