昇段レポート~樋口和真
私は昨年の12月27日に昇段審査を行い空手を始めて12年目で初段を取得することができました。
私は4歳の時に空手を始め、一般の部で世界一になること、黒帯を取得することが夢でした。
まだ小さかった私には夢を叶えるために何が必要かなど考えたことがありませんでしたが、学年が上がるにつれて全国などの大きな大会も経験し、どんな稽古をすれば夢に近づけるのかと興味を持つようになりました。
また、中学、高校と上がり稽古量を増やし1つずつ目標を達成することで自分に自信がつき、夢が目標へと変わり、稽古だけでなく、目標を達成するために、黒帯を締めるために人としてどうあればいいのかなど考えるようになりました。
私が思う黒帯の理想像は、
•弱音を吐かず自分から積極的に稽古をする人
•自分で自分の欠点を直すことができる人
•自分のことだけでなく周りの人に気を使うことができる人
•礼儀や感謝をできる人
•自分の言動や行動に責任を持つことができる人
•色々な人からの考えを取り入れたり自分で調べたりし、知識を深めることができる人
これらの事ができる人が私にとっての黒帯だと思います。ですが今の私にはまだ足りないものがあります。
黒帯をもらったら目標達成ではなく、それからどう成長していくかが大切です。私は沢山の方に支えてもらい今があります。感謝の気持ちを忘れず、色々な事にチャレンジし、そこから得た経験を生かし黒帯の理想像に1歩でも近づけるよう努力すること、自分が経験した事を後輩たちに伝えていきたいと思います。
↓は昨年の12/27に行われた昇段10人組手の模様です